思っていたよりラクだった抗がん剤 | 小さな花のひとりごと

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乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

初発の頃の話⑨
 
手術が終わって、
治療は、抗がん剤(EC療法、次にタキソテール)になりました。
それが済んだらホルモン療法。
 
人並みに副作用はありました。
 
ある日、どうしても調子悪くてグダグダ、ゴロゴロしていたら
娘から「体調悪いのをわざと見せてる」と辛辣な言葉を言われました。
ちょっとばかり傷つきました。
口惜しくて、それからは
誰にもそんな素振りは見せるもんかと、変な負けん気で頑張り抜きました。
結果的には、つわりの方がよほど辛かった、かもしれません。
 
女の子は母親にキツイ面があると思いませんか?
手術した日は泣いて電話してきたくせに・・

あの頃、よく食べていたものに「小豆アイス」があります。
カチカチに固い小豆のアイスキャンディです。
つわりの頃は「チョコミント」ばかり食べていました。
どうやら私は、気持ち悪いときは冷たいアイスキャンディが食べたいようです。
 
そういえば娘たちは、つわり中のチョコミントで育ったせいか、
小さいときから選ぶアイスはチョコミントです
 

漢方では、

元気がない時(治療中は「気虚」です)は、甘いものを補充します。

糖質はすぐにエネルギーになりますからね(^^♪

本能で甘いものが欲しかったのかもしれません。

 

 回数が重なる度に、副作用も重たくなっていきました。

でも!抗がん剤が1回済めば、終わりも一つずつ近づいてきます。

こんなに具体的な終了はありません。

楽しみな目標でした。