![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190821/10/tomoko-to-tora/15/0b/j/o3024302414545416094.jpg?caw=800)
とっても元気で運動神経の良いリリィにトラは心身的について行けなくて、ストレス性胃腸炎➕声が出なくなってしまいました。
1週目は便秘、2週目は下痢、3週目は嘔吐、声はリリィが来た翌日から出なくなっていたと思います。何度も病院へ連れて行き、内臓系に問題があるかもと血液検査をしたり、尿道結石があるかもと尿道に内視鏡を入れたり、一日中嘔吐をしていたので点滴したり、、、
トラが楽しく暮らせるようにと迎えたはずなのに、どうしてこんなことに。
リリィは、そんな体調の悪いトラにも容赦なく飛びついていく。
私はトラのことが心配で心配で、正直、リリィを可愛いと思えなくなっていました。
兄妹をもらうなら同じ種類の同じタイプの子にするべきだったのかな?トラにリリィは合わないのかな?
そんなことを悶々と考えながら過ごしていた1ヶ月、保護猫施設へ連絡して状況を相談したところ、意外な返答があったのです。
リリィちゃんが可哀想。
目から鱗のような言葉でした。
私はずっとトラが可哀想と思っていて、リリィを可哀想なんて思いもしませんでした。
それから、リリィのことを考えるようになりました。
私は、トラの遊び相手としてもう1匹飼うことを決めましたが、それは、家族を増やすと言う考えより、トラの遊び相手、つまりはオモチャをトラに与えたような感覚でいたんだと思います。もしトラが気に入らなければ別の仔に交換してもらおう、くらいの軽い気持ちでリリィを迎えたことに気が付きました。
なんて酷いママだろうね。
リリィ、ゴメン!
私は、リリィと家族になる覚悟ができていなかったのです。
もし、リリィが最初の仔だったら、きっとリリィへの接し方は全然違ったはず。まだ赤ちゃんだから、って何をしてももっと大らかに受け止めていたはず。リリィは2匹目になるけど、リリィにはリリィの性格、個性、生活スタイルがあって、私とトラに合わさせるばかりではなく、私たちが合わせる努力も必要なんだ、とようやく気が付きました。
その後、少しずつリリィと向き合うようになり、リリィを理解しようと努力し、今に至ります。とても不思議なのですが、私がリリィと向き合うようになってから、リリィのイタズラや暴走、爆弾鳴きが減ったのです。私の気持ちの変化に気付いて、リリィも私たちの生活を理解し溶け込もうとしてくれてるのかな?
お陰様で、今はとても良い関係になってきてます!トラの声はまだなんですけどね〜。声は1度出なくなるとしばらくは戻らないそうなので、焦らず気長に待とうと思います。
リリィ、お主も中々可愛いぞ😍
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190821/11/tomoko-to-tora/49/89/j/o4032302414545484722.jpg?caw=800)