前回の記事の続きです。

 

 

メインのセコンドピアットには、

 

 

メニューオーダーする時に、オーナーの女性が、

 

今週からメインの一皿に加わったという、和牛のフェッティーナ・パナータがお勧めと言うので、頼んでみました。

 

あ、ちなみに、このオーナーの女性、プリモピアットの一件の後、我々のテーブルには一切立ち止まって話すことはありませんでしたハッ

 

 
ちなみに、これもイタリア人、特に女性にあるあるやねん。
自分が否定されたり、自分が嫌な事はできるだけ見ない、聞かないようにする・・・まぁ、成長しない人によくある典型的なパターン。。
 
ここで嫌なことも前向きに聞くことができる人は、大きく成長するねんけど、それができないと、井の中の蛙で終わってしまうってことを全く理解できない人。。
子供ならいざ知らず、大人でこういうタイプって、一番タチが悪いやつダッシュ
 
 
詳しくは書けませんが、仕事柄もあって、いろんな人から諸々意見を聞かれたりします。が、今後も付き合っていきたいと思う所や人には、厳しいものであっても本音で自分の意見を伝えます。
それは、改善してさらに上を目指してほしいと思うから。
 
そうでない場合には、テキトーに言葉を濁して済ませます。
このレストランでの出来事は、良い素材を生産して、良いシェフが居るから、また来たくなるだろうなぁと思ったから本音で意見を伝えたんだけど(まぁ、あの犬の件があったから、どっちみち次はなかったかもやけど・・・💦)
 

その否定的な意見を受け入れられなかったのは、大変残念でした。

まぁ、世の中、いろんな人がいるから、しょうがないけどね〜

 

 

さて、お話をお料理に戻しますと・・

 

フェッティーナパナータとは、通常、スライス肉にイタリアの細かいパン粉・パン・グラットゥジャートを使ったフライです。

さて、このフェッティーナ・パナータ

件の彼女の説明では、イタリアのPANE GRATTUGIATOパーネ・グラットゥジャートじゃなくて、日本の「パン粉」を使ってるってことやってんけど・・・・

 

どう見ても、イタリアのパン粉、つまり、パーネグラットゥジャート魂魂

もしかして、日本のパン粉を粉砕したのか???

 

味は、ふつーに、ふつーに、牛肉の薄切りにパン粉を付けてフライした、しかもしっかりとフライしたフェッティーナパナータでした。。。汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ

 

 

ソースも3種類ついてきましたけど・・・

ソースなしでも十分に味がしっかりついていたので、ワタシはソースはこちらには使わずじまい。

 

和牛を味わうためには、やっぱり、タリアータにすればよかったと、大きく後悔アセアセ

 

 

もう一品は、こちらは黒豚の色々な部位のグリル

肩ロース、パンチェッタ、フィレ、ソーセージ、レバーに、赤ワインで煮込んだ洋ナシ

これは、文句なく黒豚の大勝飛び出すハート

 

どの部位も、とっても肉質も柔らかく、脂身に甘味があって、美味しかったです。

あ、レバーだけは、ワタシ、大の苦手なので、レバーはオットに進呈したかったんやけど・・・

 

オットが、

 

 

貧血症やねんから、食べなあかん!

 

 

って言われて・・・ガーンガーンガーン

 

しょうがないから、フェッティーナパナータと一緒についてきたソースのうち、タルタルソースをコッテリと乗せて頂きました笑

 

 

デザートは、

 

例の一件を目にした後だったので・・・

 

 

誰がデザートのお皿を持ってくるんやろう〜って、夫婦でドキドキしててんけど・・・

 

ウェイターの男の子が持ってきてくれたので、ホッとした笑

 

 

タルトタタンって書いてたけど、こんなん来ました~爆  笑

これは、想像を良い意味で裏切ってくれました!

リンゴのタルトに、キャラメルソルトのアイスクリームがとてもよくマッチしてましたラブラブ

 

 

こちらは、薄いパリパリ生地に、ムース、オレンジソース、ヘーゼルナッツのデザート

これも、オレンジの爽やかさと、ナッツの歯ごたえが相まって美味しかったですルンルン

 

食後のコーヒーを飲んで、お腹いっぱいになってアグリツーリズモを出て、ローマに戻りました。

 

 

せっかく、オットのお友達が「美味しい和牛を」と思って勧めてくれたところだったけど・・・

 

結論として、素材が美味しいのは当然なんだけど、その良さがきちんと生かされていたのは和牛以外のお料理でした。。。

特に、黒豚のお料理はどれもとってもクォリティが高くて、美味しかったです!

 

和牛って、イタリア牛にはあり得ない霜降りだから、赤身のお肉を好むイタリア人全てに万人受けするわけではないのよね。

 

だからって言うのもあるんだろうけれど、今回いただいたお料理は、イタリア牛でも十分に美味しく作れるものばかり・・・

 

せっかくの和牛なのに、特徴が生かされていなくて本当に残念でした。

 

最近、「和牛」がイタリアでも出回るようになったけど、まだまだその良さや、特徴を生かした食べ方を知らない人が多いわよね。

 

次回があるなら、黒豚ベースのお料理だけを頂きたいぐらい笑笑笑

 

でも、諸々の件を考えたら、絶対にもう次はないけどねブー爆笑