半導体と安全保障の深い関係って?
前回のブログで
「どこが優位に立つか」で安全保障や経済の主導権が変わってくる!
という内容をお話ししました。
…でも正直思いました。
「安全保障ってなに
?なんで半導体でそれが左右されるの?」
スマホやテレビの部品だと思ってた「半導体」が、
まさか国の防衛や経済の主導権に関係するなんて![]()
半導体は“武器”にも“守り”にも使われている!
実は、半導体は
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ミサイルや戦闘機、レーダー
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サイバー防衛システム
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ドローンや監視機器
など、軍事・防衛関連のテクノロジーにも必須の部品なんです⚠️
つまり…
半導体がなかったら「国を守る仕組み」すら動かなくなる。
だから世界各国が「自分たちでつくれる力=自国生産力」を強化しようとしてるんですね![]()
誰が半導体を持っているかで“立場”が変わる
たとえば…
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A国:「半導体、売ってあげないよ」
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B国:「じゃあ何も作れないじゃん…」
というふうに、
「モノを持っている側」が立場を強く持てるんです![]()
これはまさに経済の主導権を握ること。
半導体をめぐる「優先順位問題」って?
半導体って“全部に必要”やのに、数が足りない。
でも、同時にAIも、車も、冷蔵庫も、ミサイルも、全部動かしたい!
だから各国・企業・軍事組織が…
「うちが先!」「いや、国防の方が大事やろ!」「経済止めたら国がもたへんやん!」
って、綱引き状態になってるのが今のリアルな状況なんです![]()
たとえば…
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防衛優先にしたら?
→ 生活家電やEV用が後回し→企業が苦しくなる→経済に打撃。 -
産業優先にしたら?
→ 国を守るミサイルや通信が後回し→安全保障にリスク。 -
価格競争を優先したら?
→ 安くて粗悪なチップが出回る可能性→信頼・安全性の低下。
日本でも…
実は日本も「どこに投資するか」はすごく悩んでて、
経産省がTSMC誘致やRapidus支援をしてるのは、
「国の未来を守るための優先投資」なんですよ。
日本でも自国生産に動いてる!
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熊本に誘致したTSMC(台湾の企業)
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日本独自の先端半導体会社「Rapidus(ラピダス)」
こうした動きがあるのは、
将来“必要なものが手に入らない”というリスクを避けるためなんです。
ひとことメモ
「半導体って車やスマホなどの電化製品だけの話じゃないんや…」
「国の安全や経済そのものに直結してる!」
そう知った時、私自身めっちゃ驚きました。
ニュースで「半導体の国産化」とか「経済安全保障」と聞いても、
今まではどこか他人事のように感じていました。
でも、調べてみたらすごく大事な話だったんですね![]()
