体調が絶不調なのに

障害者手帳の等級が下げられてしまい

障害者年金が出なくなるかも!と

生活できなくなるかも!と

不安を抱えた相談者さんが居ました。


障害福祉課に電話したら

初めは身体障害者手帳の等級と思われていて


なぜ等級を下げるような診断にしたのか?

医師と相談して

再び診断書を書いてもらうよう

言われたのですが


精神障害者だと分かると

医師の診断書無くてもいいですよーと。


年金手帳と年金証書を

障害福祉課の窓口に持ってくれば

手続きできると。

しかも代理人でも良いとのこと。


精神障害の等級判定は県がするそうで

市は書類をまとめて県にだすのでした。

返事は2ヶ月半〜3ヶ月待ちで

必ずしも等級が元に戻るかは

分からないのですが

窓口にいくとスンナリと手続きが済んで

相談者も私もホッとしました。


あと

相談者の家の近くにある

相談支援所に行って

障害者年金が出ない間、収入がないので

どうしようと

相談に乗ってもらいました。


私は最初は生活保護受給を考えていました。

でも相談者は親御さんと同居していて

そのままでは保護対象になりません。

引っ越しが必要です。

しかし精神障害があるし

お金はないし仕事もない。


まずはグループホームに身を寄せて

それから生活保護申請をしてはどうかと

考えたのですが


グループホームって

日中活動できる人が対象で

通所施設が決まってないと入れないのですね。

知りませんでした。


相談者は病状が重く

日中活動は医師から止められている状態でした。


どうしようという雰囲気が高まってきた頃

相談支援員さんが

障害者手帳の等級が3級でも

年金が出ないわけではないですよ。

と言ったのでした。


障害者手帳と障害者年金は違う。と

他所でも聞いていましたが

私と相談者の認識では


初診が厚生年金ならば

3級でも少々年金が支給されるが

初診が国民年金なら3級は支給がゼロになる。


障害者手帳が2級なら

川口市の障害福祉課から

毎月、福祉手当3000円が支給される。

というものでした。


それは間違ってはいないのです。


だからダメなんじゃないの?と

思い込んでいました。


しかし!


精神障害者手帳と精神障害者年金は

違いますよって…


手帳なしで年金もらっている人もいるそうです。


手帳の更新と年金の更新は別で

相談者の年金にはまだ1年ほど期間がありました。


偶数月にこれまで通りに年金が出ますよ。と

相談支援員さんに言われて

相談者は、上にのけぞってから机に突っ伏して

物凄く安堵していました。


私がもっと分かっていれば…


市役所の障害福祉課に行った時に

年金課に寄っておけば良かった等と思いましたが


そのまま相談支援員さんに

相談者の元に訪問看護師さんを

週2回来てもらう段取りをつけてもらいました。

地域の相談支援員さんと繋がれて良かったです。