10月20日(日)は朝から

赤井町会の防災訓練に参加しました。

 

消防車も2台来ていて

消防団が指導に来ていました。

本格的です。

150人もの方々が参加しておられて

みなさんの意識の高さ、やる気を感じました。

 

町会会館の中と外の二手に分かれて

中は担架と心臓マッサージ

外は煙体験と消火器と

入れ替わりで防災訓練を受けました。

 

私はご挨拶をしたあと

そのまま会館の中の訓練を受け始めました。

 

担架は写真がなくて申し訳ないですが

物干し竿くらいの棒を二本、床に置いて

その上に毛布をかけて折りたたんで

人を乗せて持ち上げます。

 

私は持ち手も運ばれ役も

両方やらせてもらいました。

 

持ち手では小学生の子を運んだので軽くて楽でした。

運ばれ役は

毛布がすごく沈み込み

包み込まれているようでした。

毛布が落ちることなく支えられるので

意外な感じがします。

 

心臓マッサージは人形を使って実施しました。

手を重ねて乳頭の間を押していきます。

ほとんどの人が押しが足りていない様子でした。

動いていない心臓の代わりに血を送り出す

十分な押しは、すごく力がいります。

何人もの人が交代でやっていかねば救急車が来るまで

もたないでしょう。

そこで機械の登場「AED」

電気を流して心臓を刺激します。

箱を開けたらアナウンスが流れ指示を出します。

ワッペンを心臓を囲むように脇腹と胸に貼ります。

図が付いているのですが

向きとか間違えそうになります。

 

中の訓練を終えて外の人達と交代になり

外に出ました。

煙体験ハウスというテントが張られており

テント内には煙が充満してます。

薬剤で作ったという煙は白くて、ほのかに甘いです。

2列に並んで2人づつ中に入ります。

中には障害物があるのでよけて進んでね。とのこと。

 

 

中に入ると思った以上に視界不良

一つ目の障害物はすぐにわかったのですが

二つ目はなかなか分からず、距離感も測れませんでした。

 

他の人たちも

思った以上に何も見えなかったと

驚きを語り合いました。

 

実際は色んな物が燃えて臭くて黒い煙だそうですし

自宅以外の場所であれば迷子になるかもしれません。

壁をつたったり地面を這ったりして

果たして安全な場所まで行けるだろうかと不安が

ちっとも動けないかもしれないと

早くも絶望感が広がり始めていました。

 

防災訓練を受けることで

不安が安心や自信になるかと思っていましたが

楽観が恐怖に変化したような気がしました。

いや、でも

煙は怖い!それでいいのです。

火事を起こさない。火の用心!

そして、いざとなったら勇気を出す。

それだけです。

 

消火器の使用訓練は・・・写真がないです。m(_ _)m

粉消火器ではなく水消火器を使用して

ピンもレバーも意外と軽く、すぐに水が出ました。

水はすごい勢いで出ます。

 

一般的な粉消火器をなぜ使わないのかと思っていましたが

粉消火器は一回開けると全部出てしまうそうで

大人数で使いまわすには水消火器が良いのだと分かりました。

 

全部の訓練が終わると消防団長の言葉がありました。

最近は集中豪雨が来ることがあるので

道端の排水口の落ち葉などをとっておいて欲しいと

 

防災においてホントに大事なお話だと思いました。

こういう町会単位で人が集まっている時にふさわしいお話です。

 

解散になり

非常食と水とマスクと簡易トイレのセット

それと炊き込みご飯のお土産の受け渡しがあり

私も頂戴して帰りました。

優しい赤井町の皆さんと楽しく訓練を受け

とても勉強になりました。

参加できてよかったです。