あまり知られていないのですが

生活保護を受給すると健康保険を抜けることになります。

保険料が免除になって健康保険証がなくなって

医療機関を受診する際は

生活福祉課から医療券を出してもらって

券でお会計をすることになります。

(生活保護を受け入れている病院に限る)

 

医療が現物支給されるということです。

 

注意しなければならないのが

生活保護を申請したその日に

保険証を生活福祉課に差し出さねばならない事です。

 

生活保護は基本的に

申請してすぐに受給できるものではないです。
(明らかに危機的状況の場合は例外)

申請後に職員による家庭訪問があり

ちゃんと居住しているか?

財産と認められるものがないか?など

確認と審査があり

2週間~1ヶ月かかって、ようやく受給が認められます。

この間

健康保険証が無い状態となり

病院に行くと10割負担となってしまいます。

 

通院中の場合はあらかじめ生活保護申請の前に

薬を多めにもらっておくとか

病院に行くのを早めたり遅めたり

なんらかの手をうった方が良いです。

 

そういう準備ができずに生活保護を申請した場合は

一応、病院を受診する際に

「生活保護申請中ですので保険証がないです」と

受付に言いましょう。

どうするかは、病院の判断ですが

病院によっては後払いにしてくれるかもしれません。
(基本的には10割負担と思いましょう)

 

しかし、たとえ10割負担でも

手持ち金でなんとか建て替えれたら

生活保護の受給が決定してから

申請期間中の医療費は返してもらえます。

 

なんとか建て替え可能なら良いのですが

そうじゃないのに病院にいかざるえない場合は

まず生活福祉課の担当者に相談しましょう。