5月12日(日)14時から川口駅東口でヘイト街宣が行われると、
私のもとに情報が入り、どうするか迷ったのですが
行ってみることにしました。
13時半に川口駅に着いたのですが、もう早くも
誰かがマイクで何かを吠えているのが聞こえてきました。
東口デッキはいつもの日曜日と同じ様に見えましたが
音の先をたどると西公園に繋がる橋の方で人が溜まっていました。
街宣しているのが7人
警察が30人くらい
カウンターらしき人々が20人くらい?
傍観者が20人くらい?
見ながら通り過ぎる人も、見てしばらくして去る人も
そのまま見物する人もいます。
カウンターの人は後からどんどん増えていきました。
橋の上に鉄柵が置かれて川の字を書いて
街宣者とその他の人々を分けていました。
そういった柵の外から眺めていると
警察に前の方(柵の有る方)へ行くよう促されました。
傍観者もカウンターも一緒に並ぶことになります。
一番見えやすい場所は通行人のためにあけておいて
この街宣に関心のある人々は真正面か
離れた場所に行かされるのです。
カウンターの人の中に音響器具を持ってきている人が居て
朗らかな曲を流して毒気を抜いていました。
見物人から笑顔が見れたり
少し滑稽な光景になっていました。
カウンターはヘイトが聞こえなくなるよう
音を上から被せていきます。
何人もの人が声を出していって
だんだん騒々しくなり
何を言っているのか分からなくなります。
ヘイトを放っておかず、ヘイトを許さない!と声を上げ
外国人へ友好を示したりするプラカードを掲げる
カウンターの人々が居てくれて、ありがたいと思います。
創意工夫された様々なプラカードが見れました。
私自身はプラカードも声も挙げず
この場にただ居て見ているだけなのです。
誰かが持ってきたアンプから
状況を伝え、注意喚起する音声が
多言語で繰り返し流されていました。
これは周りに安心感を与える大きな効果があると思いました。
この音声に対し、消すことを要求して
恫喝気味にアンプの方に突進してきた男が居ましたが
カウンターの人々と警察に押されて
橋の端っこに追いやられていきました。
後からどんどん人権擁護運動の有名人たちが集まってきて
皆さんカウンターと街宣の様子を心配そうに見ていました。
3時ごろになると街宣者達は旗を降ろして帰り支度をして
警察に囲まれながら西公園の方に退いていきました。
西公園の方から駅に回ったようです。
予定していた終了時刻になったので帰ったのでしょう。
今回の街宣者が来週日曜日にデモを行う予定です。
川口市なら「やれる」と思われているのでしょう。
悲惨です!