12月8日は真珠湾攻撃の日であります。
日本とアメリカの戦争が始まった日です。
ウクライナやパレスチナの戦場の惨状が
毎日報じられている昨今
開戦の日に平和を訴えたい!という思いで
この日、川口市内の市民運動団体や
平和を守る運動をしている方々が
川口駅東口デッキに集まりました。
埼玉母親大会連絡会の方々が赤紙(招集命状)を再現されていて
道行く人々に「ぜひ見てください」と配っており
私もお手伝いさせてもらいました。
各地からオリジナルのプラカードを持った人々が集まり
スタンディングアピールを行いました。
プラカードはみんな力作です。
手作りの作品は訴求力が高いな、と思いました。
無言で立っていても思いが伝わってきます。
次々に人が来て、プラカードを掲げて行き
たくさんのプラカードでどんどん辺りが
華やかになっていきました。
開始時間前からすでにマイクを持って
声を出して訴えている方も居ました。
やがて3時になると
金子幸弘市議の司会で開会が宣言され
川口革新懇の生田氏によるご自身の体験談
満州で生まれて家族で難民となって
日本に帰ってきたお話があり
そこから
戦争に反対し平和を願う
リレートークが始まりました。
リレートークは話したい人が主催側に自己申告する形で
このデッキの上で話したい人を募集していました。
通りすがりでもOK!
しかし順番待ちになっていて
集まった団体の関係者が話をしました。
皆さん街頭宣伝に慣れている方ばかりで
物怖じせず、大きな声でハキハキと
聞きやすい話し方をされていました。
日本共産党も参集していて
衆議院候補のおくだ智子さんも話をしました。
今は高校生になっている息子さんが幼児だった時に
先生(保育士さん)は暴力ではなく話し合いで物事を解決するように
教えていましたよ。と
広島出身の板橋ひろみ市議もお話して
だんだん熱がこもっていって力強い訴えになりました。
リレートークに参加される方の中で
やっぱり戦争を体験した世代の話は重みが違うなと
思いました。
お年を召していても力強く戦争はダメだと訴えられる
その姿だけで心を打たれます。
私も話させてもらったのですが写真がないです(^_^;)
戦争をしらない世代である自分たちが
知っている人たちから話を聞いて
これからも語り継いでいかなければならないと。
かつては赤紙1枚
郵送代の1銭5厘で戦場に送られて命を落としたと。
そんなことはもう有ってはならない。
日本は戦争の経験から憲法を作って
戦争を永久に放棄した。
9条で国が守られるか?
攻められたらどうするんだ?という人もいるけれど
9条はこれまで日本の平和を守ってきた
9条があるから他所の国の戦争に兵隊を送らないですんだ。
(PKO法案とかありますけれど、
憲法9条があるからと
多くの場面で戦いを避けてこれました)
平和憲法があることを誇りに思って
世界に押し出していきましょう。
みんなで戦争をやめろと言いましょう。
よその国の戦争でも
今は地球環境が切羽詰まっているのだから
言っていいのです。言っていきましょう。
と、こういったことを話しました。
(記憶で書いています。)
戦争を体験された世代が
いなくなってしまう時代が来るのを
私は恐れています。
日本はまた戦争を始めてしまうのではないかと。
いま年齢層幅広く平和を願う人同士で集まれて
こういった場を持てることが、すごく貴重だと思います。