今週は主に道路に関する住民要望を市や県に上げることをやっていました。

 

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「道路舗装が割れて大型車が通るたびに振動がすごいから舗装を治して」

「車が止まってくれないから歩行者用信号機つけて」

「通学路で度々事故が起こっているから歩行者用信号機つけて」

「横断歩道の視覚障害者誘導用の音楽が鳴らなくなったの治して」

 

といった住民からのお声が日本共産党に届いたので

地図で場所を確認して現地を視察に行き

役所の管轄の係に要望を伝えにいきました。

 

道路の問題であることは同じなのですが

道によって市の道だったり県の道だったり

舗装を治すのと信号機をつけるのは別の係りで

その係りがあるのが別々の役所だったりして

移動をいっぱいしないといけないのでした。

 

先輩議員が私達後輩に仕事を教えるつもりで

丁寧に導いてくださいました。

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最初に新郷地区へ村岡まさつぐ県議と現地視察に行き

次に芝西地区と柳崎地区に井上かおる市議と現地視察に行き

最後に前川地区へ松本さちえ市議

山﨑すなお県政対策委員長と現地視察に行き

それぞれ役所に要望を伝えにいってきました。

 

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信号機をつける、視覚障害者用音声をつける要望は県の管轄で

松本さちえ市議の車に私と山﨑すなお県政対策委員長も乗せてもらって

一緒に埼玉県議省に行きました。

共産党県議の控え室で村岡県議と打ち合わせ。

要望出すだけだとすぐに終わるからと

交通安全施設整備について係の方に教わることになりました。

 

 

控室を移動して会議室に行き

議会と県警を繋いでくれる係の方、3人と

私達とで長机を2つ挟んで向き合って懇談になりました。

村岡県議が場を仕切ってくださって、とてもスムーズでした。

現場の話を私もさせてもらいました。

もっと上手に話せたら、と思いましたけど・・・(^_^;)

 

村岡県議と松本市議が自然にテンポよく質問していき

いつの間にか係の方から交通設備の話を教わっていました。

知らなかったことをいっぱい教わりました。

 

今年度の歩行者用信号設置予定は10箇所!

要望は県内で168件上がっていて

この10箇所は選りすぐりの場所だとか。

 

平成29年度には1.009件の県民からの要望があって

新設信号機(車用も歩行者用も含む)が41個だったのが

 

平成27年度にそれまでの基準を見直して、より細かく基準を改めたので

要望者に「基準に満たないから設置は難しい」等と返答していき

年々要望が減ってきているといいます。

令和3年度には要望数396件で信号機設置数は36件になっています。

(要望数は大きく減っても新設数は大差ない)

 

また信号機設置の必要性が認められても

柱を立てる場所がない等

物理的要因で設置できない場合が

令和3年度には27件あったそうです。

 

 

 

また、横断歩道や信号も設備も色々進化しているのですね。

 

視覚障害者さんが音だけを頼りに横断歩道を渡ろうとすると

まっすぐ歩けずに横断歩道をはみ出す危険があるので

横断歩道の真ん中付近に

点字ブロックのようなものを設置するという

エスコートゾーン

視覚障害者さんのスマホに横断歩道が近づいたら知らせる仕組み等

視覚障害者さんを導く音楽の代わりが考えられているのですね。

 

その他にも

赤信号だけでなく青信号にも線光が表示されて

信号機があとどれくらいで色が変わるのかをしらせる

経過時間表示付き信号など

知識不足の私には新鮮な驚きでした。

 

後輩想いの先輩方に導かれてとても充実した時間でした。

大事なのはこれからで

要求をちゃんとお役所に伝えたよ、と住民の方に伝えることです。

 

私はいつまでもペーパードライバーじゃいけないな~と思うのでした。