「これを読んでおいて」と差し出された雑誌
「議会と自治体」2022年4月号、
特集"空白議会克服の経験交流会の記録”
共産党はすべての議会に議員を配置すべく
党員に帰郷や移住をして
議員の居ない地域の選挙に出てくれるよう
呼びかけているのでした。
私は引っ越さずに住んでいる自治体の選挙に出るのですが
誰かから議席を譲られるわけではなく
今まで議員が居なかったエリアを担当する事になっています。
そんなワケでこの特集を奨められたのでした。
この特集では6人の挑戦者に体験談を語ってもらって
その後、質疑応答をするという座談会の記録でした。
小さな支部に入って
市議になるというので大変歓迎された
共産党から出なアカンの?
無所属で出た方がいいと言われた
あああ~~~分かる~~
そういうの私だけじゃないんですね~~と大きく頷きました。
草刈りやスポーツクラブや公民館や老人会など
地域の活動に積極的に参加したとか、偉い。
皆さん、神のごとく偉すぎです。
地域の人にとって有難すぎじゃないでしょうか?
中でも印象的なのが久万高原町の大野良子さん
はじめは「選挙に出て下さい」って
人にお願いする側だったのに
選挙に出るはずの人が出れなくなったからと
選挙の1ヶ月半前に70歳で立候補したという。
結果は次点で落選してしまって
74歳の時に再挑戦するのでした。
立候補したら後悔する。
でも立候補しなかったら
「逃げてしまった」「頑張れなかった」と思ってしまうから
立候補して後悔しようと決めて
見事当選!
後援会と相談して
「産廃はいらない」「きれいな水を守れ」等
独自のプラスターを作って
「地域の選挙」になっていたとか
もう、もう、立派すぎです。
体力的にすごく大変だったと思います。
よく戦い抜いたな、思います。
大聖堂に彫像を作って置いて
聖人として崇め奉りたい。 というか
聖人ってこういう人なんだろうなって思いました。