The Thursday Murder Club

by Richard Osman

単語数:111,926


【本の説明】

静かな高齢者用の村で、4人の個性豊かな友人たちが週に一度集まり、未解決の殺人事件を調べている。

それが〈木曜殺人クラブ〉。

ところがある日、その平和な村で本物の殺人事件が発生。4人は初めて現実の事件の真っ只中に巻き込まれる。

エリザベス、ジョイス、イブラヒム、ロン――。

歳を重ねた彼らだが、まだまだ切れ者ぞろい。型破りながらも見事なチームワークで事件解決に挑む。


【この本で学べる単語】

• bludgeon … こん棒で殴る

• grass … 密告者

• cabbie … タクシー運転手

など



読み終えるのに2か月かかりました(笑)。

登場人物が多く、名前が似ていたり、途中で変わったりして、何度もページを戻りながらようやく完読!

Steve  StephanJohn  JohnnyPeter Mercer  Peter Ward…かなり混乱しました。

でも、最後の最後で「そういうことか!」とつながってスッキリしました。


ユーモアと人情にあふれたサスペンスで、とても面白かったです。

猟奇的なサイコスリラーとは違って、登場人物みんなに温かみがあり、イギリス紳士淑女の会話がとても魅力的でした。


“Let’s get the kettle on, shall we? Never too early, is it?”

“Shall we get to the truth?”


Rock’n’Roll English のボキャブラリーコースで習った表現もたくさん出てきました。

• every now and again … ときどき

• right, left and centre … いたるところで

• I’ve been meaning to … ずっとしようと思っていた


Netflix でドラマも始まったようです。


私の英語力からすると少し背伸びしすぎた作品でしたが、読み切った達成感に満足しています(笑)。