The Overdue Life of Amy Byler

By Kelly Harms


単語数: 95,355

ページ数: 328

再生時間:10時間17分


【本の説明】
シングルマザーのエイミー・バイラーは、過労と感謝されない日々に疲れ果てていました。そんな中、彼女を置き去りにした罪悪感に苛まれる元夫が突然現れ、夏の間子どもたちの世話をすると申し出ます。その提案を受け入れたエイミーは、ペンシルベニアの田舎を離れ、ニューヨークで休暇を過ごすことに。


普段は地に足をつけた穏やかな性格のエイミーも、大都会でついに羽を伸ばします。文化や洗練された生活を楽しみ、友人たちの後押しでいくつかのブラインドデートにも挑戦します。特にある男性に心を奪われたエイミーは、この新しい生活にのめり込んでいきます。しかし、夏が終わりに近づく頃、エイミーは思わぬ決断を迫られます――この刺激的な新しい生活を続けるか、それとも元の生活に戻るか。


そんな中、危機が訪れ、2つの世界が交錯します。エイミーは、これまで大切にしてきた全ての夢を失うかもしれない未来に直面し、心を揺さぶられる決断を迫られるのです。

〜Amazonの商品説明の日本語訳〜


【この本で学べる単語】 

jaded うんざりした

banter 冗談,ひやかし

aberration 常軌逸脱


3冊のサイコスリラーを読んだ後、気分が明るくなる本を読みたいと思い、この本を選びました。


エイミーは15歳と12歳の子どもがいること、ワンオペ育児をしていること、子育てを優先した結果服装が少しダサくなっていること、そして夫が自分勝手なことなど(!?)、私と共通する点がたくさんあり、まさに“relatable”でした。さらに、中年女性のロマンスやシスターフッド、ニューヨークでの生活といった要素も加わり、とても楽しく読むことができました


司書であるエイミーが、娘を「読書好き」にしようと一生懸命頑張る姿も、私の子育てと重なる部分があって面白かったです。エイミーの娘が「母がすすめる本がつまらない」と愚痴を言い続けるのですが、ついに面白い本に出会えたときの反応が印象的でした。


Finally, Mom. A book I can get excited about. This only took you, what, like, eight tries? At first I wasn’t so sure. The girl, Eleanor, seems really weird, and socially not a superstar. But she was totally relatable and actually totally great and I want a time machine so I can be her friend. And the guy, Park, sounds premium quality. I would totally hit that. Except that he’s imaginary and also lived in the eighties. Otherwise, hot. Virginity worthy. After I get my scholarship. And build my time machine.


このシーンを読んで、『Eleanor & Park』を私も読んでみたくなりました。


以前読んKelly Harmsの本はこちらです。