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邦題『赤毛のアン』ルーシー・モンゴメリー著


【本の説明】

グリーン・ゲイブルズに住むマシュー、マリラの老兄妹の下に、ちょっとした手違いにより、引き取られることになった孤児のアン・シャーリー。

明るく、おしゃべりで想像力の豊かな彼女に、2人は戸惑いつつも、次第に各々はお互いにかけがえのない存在になっていく。

周囲の人々も、アンが引き起こす事件の数々に巻き込まれながらも、彼女に魅了され、温かく見守る。そしてアンは、少女から女性へと徐々に成長していく……

Amazon商品説明より~


脳科学者の茂木健一郎さんの『「赤毛のアン」で英語づけ』を読んで、「赤毛アン」の原書を読みたくなり、オーディブルとペーパーバックを併用しながら挑戦してみました。




やはり英語はとても難しかったです!

でも、ストーリーはだいたい知っているので、ところどころ本で英語を確認しながら最後まで聞くことができました。


そして、改めて「赤毛のアン」に魅了されました。

失敗を繰り返しながら成長していくアン、そしてマリラとマシューの深い愛情。


失敗するのはアンだけではありません。ギルバートやリンド夫人も失敗してしまいます。

でも、失敗で終わりではない。

自分の失敗を認め「訂正する力」があります。


ちょうど東浩紀氏の「訂正する力」という本を読んだばかりだったので、「赤毛のアン」からその「訂正する力」を学んだ気がしました。


たくさん名言があるのですが、心に残ったのはこの言葉です。


There must be a limit to the mistakes one person can make, and when I get to the end of them, then I'll be through with them. That's a very comforting thought.


ひとりの人間ができる失敗には上限があって、そこに達したとき私の災難は終わるの。そう思うととても慰められるわ。


そんな風に前向きに考えられるアンが大好きです。


また繰り返し読みたいと思いました。


【この本で学べる単語】

freckles

scope for imagination 

The Delights of Anticipation

など