今日はラボパーティで購入した本の中で、娘の一番のお気に入りの本を紹介したいと思います。


『フレデリック』レオ・レオニ著


【本の説明】

冬にむけて食べ物を集める野ねずみたち。何もしていないように見えるフレデリックですが
あざやかで透明感のある色づかい,大胆で洗練されたフォルムで子どもたちから愛されているレオ・レオニの絵本。
ちいさな主人公と広大な世界の対比の中で,生命の輝きを歌うメッセージが魅力です。作品世界をひろげるのは,詩人・谷川俊太郎氏の日本語訳と谷川賢ー作氏のピアノ音楽。レオニ作品では初の親子コラボレーションです。

~ラボ出版 内容紹介より~


野ネズミたちがせっせと食べ物を集めている間、フレデリックはおひさまの光や色や言葉を集めていました。仲間たちは働かないフレデリックに腹を立てましたが、寒い冬が来て、暗いムードに包まれた時、フレデリックは自分が集めた光や色や言葉をみんなに披露し、仲間たちは拍手喝采します。


Aren't we lucky the seasons are four? 

Think of a year with one less...or one more!

きせつが四つでよかったね。 

一つへったら、どうなる ことか。 

一つふえたら、どうなる ことか!


モノトーンの世界はつまらない。

個性って大切。


「みんなちがって、みんないい」そんな金子みすずさんの言葉を思い出します。


不登校を経験してきた生徒さん達をみていると、個性を否定する日本社会の閉塞感を感じることがよくあります。


この本を多くの人に読んでもらいたいと思います。幸せな気分になる本です。


ラボパーティのCDはナレーションも音楽も素晴らしく、フレデリックの世界観がより楽しめるようになっています。


音声サンプルはこちら

https://www.labo-shuppan.jp/book/detail_158/



おススメ度 

★★★︎★★


【この本で学べる単語】

gather

ray

poet

など