Oxford Bookworms Library: Level 4
単語数: 16,065
ページ数: 95
CEFR: B1, B2
イギリス英語
邦題『サイラス・マーナー』
ジョージ・エリオット著
亜麻布織り工のサイラス・マーナーは床下の穴に金を貯めている。昼間、懸命に働いて布を織り、夜になると金を取り出してきて、輝くコインを何度も何度もなでたり数えたり、やさしく抱きしめるのだ。村人は彼を恐れているので、彼には家族も友人もいない。金だけが彼の友人であり、喜びであり、生きていく理由である。しかし、もしも泥棒が夜、彼の金を盗んでいったらどうなるだろうか。サイラスはどうするのだろうか。唯一の友人を失って、いったい何が彼を慰めることができるのだろうか。
~Oxford University Press商品説明より~
ブログを始めてから、記念すべき100回目の投稿!
素敵な本に出会いました。
多読チャレンジを始めて沢山の本に出会いましたが、『サイラス・マーナー』は本当に心に沁みました。
長い人生の間には、サイラスのように突然の裏切りに傷つく事ことがあったり、突然不幸が降ってきたりして、とてもmiserable な気分になる事もあると思います。
毎日善良な人に囲まれて一生ハッピーということは、なかなかないと思うのです。
そしてかつて罪を犯してしまった人が一生悪人とも限らない。
運命の巡り合わせで出会った人が生きがいになる事もある。
そんな事を考えさせられるお話でした。
But there must be a God of goodness in this world.
後半のサイラスの言葉に希望を感じました。
おススメ度 ★★★★★
【この本で学べる単語】
weave
scornful
dairy
