ラダーシリーズ: Level 3
単語数:25,400
ページ数: 196
CEFR:A2
先日、Oxford Dominoes で読んだジュール・ヴェルヌ著『Around The World In Eighty Days』ですが、Starterレベルだったため全体的にかなり省略されている気がしたので、IBCパブリッシング・ラダーシリーズの『八十日間世界一周』も読んでみました。
(たまたま家にあったので、、、)
ラダーシリーズの方は旅の詳細な描写があり、フィリアス・フォグ氏と世界一周旅行をもう一度じっくり楽しむ事が出来ました。
このラダーシリーズの特徴は、
・巻末にしっかりとしたWord List(英和)がついている。(600語くらい?)
・同じレベルの他のGraded Readersに比べて、多彩な表現(文法)が使われている。
・オーディオファイルが付いていない。
という事だと思います。
例えばこんな表現も出て来ます。
Had it not been for the storm, they would have been within thirty miles.
They would have made it to Shanghai that evening.
もしあの嵐がなかったら、
(仮定法過去完了のifの省略と倒置)
英検準2級レベルじゃないでしょ!とつっこみを入れたくなります(笑)
In summer, success would have been certain; in winter they were at the mercy of the bad season.
at the mercy of : 〜のなすがままで
仮定法がたくさん出てくるので、仮定法の勉強になりました。
英語学習を楽しんでいる人にはおすすめ。夫も面白かったと言っていました。
でも、言い回しが凝っているので、我が家の子供達や生徒さんは挫折するだろうなぁと読んでいて思いました。
おススメ度 ★★★︎⭐︎⭐︎
【この本で学べる単語】
custody
magnificent
ruin
など