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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

「寡婦控除のみなし適用」が実現へ!

昨年9月議会の一般質問で、私が求めていた「寡婦控除のみなし適用」について、6日、公明党会派が同じ質問をしてくださいました。

答弁は「保育所については取り組む」といった内容。
いやぁ、私の答弁では「検討する気はない」というものでしたけど、
1月に市長自ら担当課に指示を出したそうです。

今、全国で先進自治体が国の指示を待つことなく取り組んでいます。
「子育て日本一」を目指す箕面が、これではアカンでしょ、
一昨年から担当課に要望したり、
一般質問で、全国的な取組が進んでいることなどを織り交ぜて
箕面市でも早く取り組むようにと、提案してきたところです。
また、NPOや市民らが、各地で要請行動をおこなっています。

市長さんは、照れ屋なのか、あまのじゃくなのか・・・
私たちの提案をひそかに受け止めていてくれたんだ!と思うことにします(^^)

他市のように市営住宅の家賃など、もっと拡大して検討していただきたいですね。
今後の課題ということで、この件はとりあえず評価したいと思います。
◎北大阪急行線延伸事業化にともなう諸議案について

市長からの要望もあり、特別委員会を新たに設置して議長を除く22名の議員で協議することになりました。(*傍聴できます!)

しかし、常任委員会の予備日(3月14日)の午後1時30分からの日程になったので、十分な審議時間が確保されるのか、気がかかりです。また当日3時までに一般質問の通告を提出しなければならないため、スケジュール的にもかなり無理があります。

なお無所属議員2名は、この議案説明を来週にしか受けることができません。

・箕面市の負担想定額(建設費+車両費)・・・185億円(160億円+25億円)
・鉄軌道の詳細設計費・・・約17億円
・延伸のための基金・・・今年度25億円、次年度約6億円を積み立て、来年度末の基金残高を71億円にする。
・この他にも別途、周辺整備費が必要です。新聞報道では100億円とのことですが、現在詳細は不明。ヒアリング時に詳細確認を行う予定です。


◎庁舎回収事業⇒牧落交番を市役所東南角に設置

何人かの方々が現在の角地の緑を守るよう要望してくださいましたが、その甲斐もむなしく確定へ。(費用:約5200万円)

◎「ささゆり園」の指定管理者の指定期間を7か月間延長

昨年から「虐待事件」や「不正経理―工賃未払い事件」で問題になっている社会福祉法人あかつき福祉会に、引き続き7か月延長して指定管理させる、というもの。昨年「指導」を受けて市に提出した「改善報告書」は未だ議会に提示されず、12月議会の市の答弁「概要の説明はおこないます」は反故にされた状態です。市の外郭団体の不透明さ、不公平さが浮き彫りになっており、この委員会で正していく予定です。

◎クリーンセンターの基幹改良・長期包括運営に向けた準備事業

建設後22年経過しているため、設備の延命化のために再来年~3年かけて改良工事を計画。運転・維持改修をセットで民間委託を、という案を議論します。

また、池田市のごみ焼却を箕面市でおこなう「共同処理」構想も上がっています。


◎英語教育強化事業

来年(2015年)から、公立の小学校で毎日(15分)英語教育を実施。

3年生以上・・・週1回45分授業
5・6年生・・・中学校英語へ向けた教科型授業
中学生・・・1週間に5時限(50分/1時限)の授業、週2時限は、すべて英語による。

(総合学習の時間を充てる予定)

◎教職員長期派遣・研修(20数名)

秋田県へ学力向上に向けた取りくみを学ぶため、小学校教諭を1週間~1年間、由利本荘市に派遣。また、秋田県から講師2名を1週間、招聘する。
教育の国家支配に反対する2.11大阪集会に、参加しました。
この前の三宅晶子さんの講演も分かりやすく、良かったです。
弁護団より、池田先生からの報告もありました。 2.11大阪集会
「議会改革」とは反するベクトルの箕面市議会


先日の市議会の幹事長会議で、共産党会派提案の「秘密保全法の撤廃を求める意見書」が、自民・維新・政友会(元民主系)、公明の各会派の反対でボツに。
これが箕面市議会の現実。

幹事長会議に出られない私たち無所属議員は、議会事務局から幹事長会議の事後報告をうけます。

せめて「抗議声明」をという議論もなく意見書案は「必要なし」とあっさり切り捨てられたようです。

まぁ、政府与党の自・公会派は仕方ないとしても、維新や元民主党系(教組や労組の支援を受けた人たちが多い)会派の議員までもが・・・

秘密保全法は、その内容もさることながら、民主主義を蹂躙した強行可決は、地方議員として意思表示すべきと考えます。

”民意なき議会”を変えることが「議会改革」だと思われますが・・・

なお、残念なことに12月議会では、財産区財産に関する条例について「「議会で審議する項目を削除する」という修正議案が、こともあろうに議員から(委員会提案として)提出されることになりました。

主な理由は、
「議会がチェックしきれるものではない」とか、
「議会が開催されるのを待っていたら、時間がかかりすぎる(速やかに対処できない)」
というような内容です。

どうすれば速やかに審議できるか、という方法を模索する議論は一切ありませんでした。
議会が行政をチェックする、というのが議会の仕事のひとつであることはいうまでもありません。

今年度から重ねてきた「議会改革」議論はいったい何だったのか?

議員自らが、議会の責務を放棄するという、仰天するような事態になっています。
国も地方も、”とんでも議会”になり下がろうとしている・・・有権者の厳しいチェックをお願いするばかりです。