今夏、8月12日~18日の日程で行うことに。
今年の夏休みに、東北で被災した子どもたちを大阪に招こうと、昨秋から準備を進めています。
あの未曾有の災難をもたらした3.11の事故からまもなく3年になります。
放射能は原発労働者や生活者、とりわけ子どもたちに容赦なく影響を及ぼしていて、
深刻な事態になっているという情報が寄せられています。
震災後の原因不明の鼻血や福島県で実施された健康管理調査結果の「のう胞」「結節」などの甲状腺異常など、
子どもたちや保護者の不安を考えると、胸が押しつぶされそうです。
先日、知人の医師はありえない状況だ、と驚き嘆いていました。
がれきは拡散させず、人々は一刻も早く安全な場所へ。
今も、安全な地域へ転居したくても、
住む場所、働くところが確保できないため、
現地に留まるしかない人たちが大勢いらっしゃいます。
せめて子どもたちには、安全な場所で過ごさせてあげたい。
思い切り戸外で遊ばせてあげたい。
たとえ1週間でも通常の放射能値のところで過ごすだけで、
セシウムの体外排出に効果的だという専門家の指摘があります。
少しでも力になれることはないか・・・
3年前から、各地で子どもたちの保養プログラムの輪が広がっています。
そして、北摂でも老若男女が集まって企画を進めています。
今日は、実施日や具体的な骨格の検討を行いました。
日々、支援の輪が広がりつつあり、協力を申し出てくださる方がいらっしゃいます。
この企画を通じて、東北被災地の方々の想いに寄り添い、
脱原発に向けた市民の輪がいっそう拡がることを願っています。