総務常任委員会の視察(11月12日・13日) | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

防災(国分寺市)、観光(八王子市)へ⇒さて、箕面市で活かせるものは???

12日(月)は国分寺市へ

防災については、東京都の23区が進んだ取り組みをしている、
ということで提案し、議会事務局が調整してくださいましたが、
あいにくどの区も決算委員会や予算に追われていて、受け入れが困難でした。
ようやく受け入れていただいたのが23区外の国分寺市でした。

同市では10年がかりで防災にとりくみ、
現在はソフト面の整備に力を注いでおられるそうです。
①市民が参加できる条件整備(防災データの公表)

②市民防災まちづくり学校(1479名が参加。
1049名が市民防災推進委員に。701名が地域で活動)

③「防災まちづくり推進地区」として市と協定を結んび、3年がかりで
(アンケート調査⇒地域課題の整理⇒地区の防災計画を策定)
市民協働で防災事業にとりくんでいるとのこと。

また市内17か所に井戸を設置し(手押し式のポンプ)、
井戸水の確保とふれあい&憩いの場や自然水に触れるという
環境学習の場として活用されています。

しかし、自治会加入率は41%程度であり、
住宅都市としての悩みが解消されていない状態です。

箕面として活かすならば、
国分寺市がおこなっている各地区で作成する防災計画の
策定過程が丁寧に行われている点などを参考にできればよいかと思います。


2日目の13日(火)は八王子市の観光行政についての視察。

八王子市は人口55万人、多摩地区の中核都市として21の大学がある学園都市。
また観光の目玉である高尾山は、年間約300万人が訪れ、
紅葉シーズンなどは約4万人/日(ピーク時は7万人を記録)とのこと。

観光マップやハイキングマップも充実し、
大半が日帰り客とはいえ、ケーブルカーや飲食店、土産店が多く、
観光客で賑わっていました。

観光スポットが多く、山頂の面積も広い。
山頂には食堂や植物園のほか、
サル園もあり、話術が達者な飼育員さんのショーが実演されていました。
また、観光協会も人員が多く活発に活動されていますし、
市にも観光課が設置され、観光事業専従の職員さんがいるなど、
箕面市とはまるで規模が違うため、
あまり参考にはなりませんでした。

八王子市においては、従来からある観光を発展させる、
というよりは、いかに守っていくかというのが課題となっているそうです。

また観光ボランティアガイドさんが頑張っていましたが、
これは箕面でも同様です。

山頂にテントを張って、マップを配ったり、
ピーク時でなければ、個別のガイドに無償で応じてくださるそうです。
箕面でも、駅前や竜安寺にブースを設営すればよいかもしれません。

他に今回の視察を箕面市に活かせるものがあるのか・・・
敢えて取り上げるなら、圏央道(首都圏中央連絡道)恩方トンネル建設により
御主殿の滝が枯れてしまったことを教訓にすべきではないでしょうか。
  
 *これは共産党の神田議員に教えていただきました(^^)

とはいえ、議会事務局の職員さんは大変、ご苦労だったと思います。
例によって、中西は公用車の見直しを主張しているため、
往復ともに公用車(タクシー)を利用しませんでした。(自宅⇒千里中央、新大阪⇒自宅)

単独行動を温かく容認してくださった委員長さんはじめ、
各会派のみなさんにも「感謝」です。
 
 *ただ、9人中6人が喫煙という夕食はちょっときつかったけど(^^;


◆帰りの車窓から見えた富士山。ラッキーでしたSKE

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