敗戦記念日に。 | ■tomoko blog

■tomoko blog

中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

「戦争と平和」を考える

このところ慌ただしくて、ニュース番組をじっくりみていませんが、
戦争や平和について、じっくり考えてみるという機会が少なくなっているように思います。

実際、この国で「戦争」が始まると想定できないからかもしれませんが・・・
「戦争」ができる社会や国の構造を想像してみる、
あるいは、敗戦後に何がどのように変わったのか、
再度、検証してみればよいと思います。

大まかには、
日本国憲法が制定され、
・主権在民
・戦争放棄(平和主義)
・基本的人権の尊重
が、国の基本的な考えの柱となりました。

市民が主役であり、
他国を力で支配しない、
誰もが平等に、人らしく生きる権利がある、

ということなのですが、
これを今の社会に置き換えると、どうなのか、
また、逆の社会とはどういう社会なのか。

・市民は国家のために命をささげる
・強いものが勝つ。勝つために強者となり、弱者を支配する
・差別は必要。国家主義に見合った生き方から外れる者は非国民

なんてことになってしまい、とても生きづらい世の中に。
いまは「平和ボケだ」とも言われますが・・・
平和な世をキープするためには、
とても努力が必要だと思います。

戦争で散った尊い命や、一家離散、愛する人を失った悲しみ・・・
同じように対戦国の住民も辛苦を味わっているはず。
他国を抑圧する国の民族もまた不自由であることを思い起こし、

「共に生きる」社会や地域づくりについて
考えていければと思います。

これは「自虐的」ではなく、
誇りをもって子や孫の世代に引きついでいきたいものです。

本来、行政は市民の幸せや福利の向上のために仕事をします。
しっかり全うするために、力を尽くしていきたい。
平和なまちづくりのために、進んでいきたいと思います。