2月議会・文教常任委員会(3月8日)の報告 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

子どもたちが委員会を傍聴。
彼らの眼にはどう映ったかしら?


この日は朝から、「箕面こどもの森学園」の子どもたちが、
引率の先生と一緒に文教常任委員会を傍聴しました。
今、学校で身近な暮らしのルールがどのように決まっていくのか
学習しているとのこと。

それにしても、こどもたちのマナーの良さには感心!
どんな感想をもったのか、聞いてみたいです。

さて、同委員会では、
・小野原多文化交流センターの建設
・国庫交付金の返還(申請した事業の内訳が、会計検査院で「不当」と指摘を受け、返還)
・防犯灯のLED化
・春・夏・冬の長期休暇期間の「自由な遊び場」について
・保育所や認定子ども園などの運営や待機児童対策のありかた

などが午前中の主な議論でした。

小野原西の多文化交流施設は、これまで地域住民の方々は図書館設置を求めてきた結果
やっと実現することになるのですが、
豊川支所の2階にあった国際交流センターも合築した複合施設となります。
地域の施設と、市全域の施設を一緒にするのは、
行政の都合で決めたことなので、少々ひずみが生じているように思います。

図書館という、比較的サイレントな施設と、
国際交流を推進するという、どちらかといえば賑やかな施設をくっつける、
というのも、どうなるのだろうと懸念します。

また、西部や中部の住民が国際交流施設をどのように活用しやすく配慮されるのか・・・
とにかく建物を建設して、詳細は後から考えたら良いという
なんとも大陸的(?)な考え方が、今の箕面市では流行中です。

しかし、残念ながら委員会ではこの辺りの議論が一切ないままスルーしました。


国庫補助金の返還問題では、
市の言い分は「総務省の了解を得ていたので、市としては問題なかったと考えている」
「しかし、会計検査院が指摘したので、返還するだけだ」
という、何かよく分からない言い分でした。
会計検査院の指摘には法的な拘束力はありません。
悪い、と思わなかったのなら、返還しなくてよいし、
ちょっとは悪かったと考えるなら、反省し、今後に活かさねばなりません。

が、そのどっちでもない、と言い張る市の主張には???です。
私は、当初予算の時から、ICT事業として「ついたもん」や防犯カメラは別として、
(もっとも、「ついたもん」は別の問題あり、で議論しましたが)
「フェンスの修理」まで含めるのはいかがなものか、と指摘していました。

当時、総務省から出向していた職員が、進めていたようですが
こんな事業の補助金を認めていたら、総務省もいくらお金があっても足りないだろう、
と疑問をもっていました。
やはり事業目的に沿った予算執行を、国も地方も心がけるべきだと思います。

午後からの議論は、あいにく総務のヒアリング等で、傍聴できませんでしたm(_ _)m