議会改革は、定数削減か、それとも不合理な経費の削減か?
9月議会から提出されそうで、提出されなかった「議員定数削減案」が、
ようやく2月議会で自公民会派から提案されました。
つまり、2名か?3名か?の会派間調整が、
ようやく「2名減」で決着したということなのでしょう。
「議員定数の削減」には、私が所属する会派(市民派ネット)から対案として、
「議員の期末手当に加算されている役職加算の撤廃」と
「協定審議会報酬を月額から日額に改正」
という、報酬にかかわる改正案を提案しました。
私たちは、議員定数の削減が「市民のためになる」とは考えていません。
議会は、行政をチェックし、市民にはさまざまな情報提供を行うとともに
市民の声を聴き、その声を政策や条例に反映させねばなりません。
今や、議員が主体的に政策や条例を立案していかねばならない時代です。
また、議会にはさまざまな市民の声を反映し、
異なる立場からしっかり議論を重ねることで、
より良い結論を導き出すという弁証法的な作業が不可欠です。
いよいよ「しゃんしゃん議会」にならないためにも、
今以上、議員の数は減らすべきではないでしょう。
この件については、
3月22日(木)の議会運営委員会に付託されましたので
激論(?)が交わされることとなります。
市民派ネット(3名)VS自公民(13名)の論戦に。
是非、傍聴ください(^^)
<以上、3月11日に全員に公開しました>