本会議が終了しました。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

何故か市長さんがプッツン!

今日は、「図書館の8館構想(たたき台)」ついて、一般質問しました。
質問の骨子は、

①「8館構想(たたき台)」が提案されるに至った経緯について

 ・どのように図書館事業を調査し、業務の棚卸を行い、分析したのか。
  図書館職員へのヒアリングはどのようにおこなったのか。利用者へのヒアリングは?
 ・2003年の図書館協議会答申「図書館業務のあり方について」の評価、職員の人員削減の実態

②図書館の役割、司書の役割と評価、箕面図書館が担ってきた成果について
 
 ・図書館のミッションとは?
 ・司書の役割と箕面市立図書館の司書の評価について
 ・「箕面市子ども読書活動推進計画」の検証・評価はどうなっているか

③「8館構想(たたき台)」について
 
 ・業務全般の事業仕分けの分析結果は?
 ・ICタグの具体的な費用対効果は試算されているのか?
 ・人件費(1億300万円)削減の根拠
 ・箕面市が考える図書館運営で「大切にしたい点」とは?

④協働主体である市民との合意形成のはかり方について

 ・議論の元となる資料(市の「8館構想」や協議会の「意見書」)を図書館から撤去したのは何故か
 ・市民説明会を開催し、市民意見の収集をはかるべきではないか
 
以上の質問に対し、市の答弁は簡素で頑なものでした。

とくに②については、
  
 ・図書館の役割・・・「図書・記録その他必要な資料を収集、整理、保存し、広く市民のために提供する機関」
 ・司書の仕事・・・「利用者の資料や情報へのアクセスを保障する」

という簡単な内容でした。
さらに④については、図書館内部の組織・人員体制の見直し、効率化なので、「8館構想」は市として粛々と進める「業務改革の指針」なので、説明会やパブリックコメントの実施は必要ない、という答弁でした。

私はこれらの答弁には納得がいかなかったので、再質問しました。
おりしも前々日に開催された市長のタウンミーティングでの発言を引用しながら、

市民協働を目指すなら、意思形成段階でしっかり議論すべきであり、丁寧な説明や意見交換が大切であること。
行政が決めたことを市民に「報告」するだけという姿勢を改めるべきであること。
図書館では司書という専門職がさまざまな役割を担っているが、その仕事や役割をどのように評価しているのかが見えないこと、直近では国会で片山総務大臣が司書の専門性に言及し、昨今の司書が非正規化されている問題に対して正規化が必要であると見解を示したことについての、市の考えを質しました。

驚いたのは市長の反応。
担当部長の再質問への答弁のあと「補足します」と言って登壇したのはよいのですが、
一方的云々と私の質疑を非難し、答弁はまったく無しで、席に戻りました。
一同・・・???でした。

本会議終了後、市長や特別職が議員の控え室を訪れ「お疲れさまでした」と挨拶するのが、
通例なのですが、この日私たちの会派室に、市長は現れませんでした。

よく言えば非常に分かりやすく、素直に感情を表す方なのでしょうが、
やはり公の場では大人になっていただいて、
市長さんにふさわしい立ち居振る舞いをしていただきたいものだと思います。

議会での議論は(議員の)好き嫌いではないのですから・・・
きっと周囲の方も大変でしょうね。

ちなみに近頃は、箕面都市開発株式会社の前社長さん(元職員)や、総務省から出向中の職員さんも
市役所ですれ違うとき、こちらからご挨拶しても、無視して知らん顔をなさいます。
子どもにも奨励している、ご挨拶ひとつできないようでは、社会人としての素養も身に着けておられないご様子。とてもお気の毒です。

私はおおいに議論し、しかし礼は尽くすというスタイルでやってきました。
企業であれ、議会であれ、様々な考え方があってよいのです。
多様な角度から意見をたたかわせ、よりよい結論へと導いてゆく、弁証法的発展が得られるのだと考えます。
そのような自由闊達な意見が保障されている企業はどんどん発展していますし、議会や行政も例外ではありません。
自分の意に反する、気に入らない会派(議員)を排斥したり、敵視していては、民主主義は成り立たないと思います。