注目すべき議長選出→→→13:12の僅差で決まった「議長」の席
◎当選:上田春雄議員(自民) 13票<自民7+共産4+無所属2>
次点:西田隆一議員(公明) 12票<公明3+民主4+市民派ネット3+無所属2>
これは”意外な”展開であり、私が知っている限り、議長選出でこのような接戦になったことはありません。「負けることはやらない」とかで自公民(共)の会派間で調整するのが慣わしでした。
しかし今回は、自公民の会派が従来のように「まとまる」という選択をしなかったことは、画期的だと思います。
箕面市議会にも新たな方向性が開けてきたのでしょうか?
本来、地方議会は2元代表制なので、「与党」も「野党」もないはずですし、
「与党」会派が歩調を合わせて”野合”するというのは、市民にとっては面白くないハナシです。
ちなみに、副議長は共産党の名手議員に決まりました。
この間、例えば箕面市立病院やライフプラザの駐車場を有料化する条例案については民主党の中で賛否が分かれたり、国に対する意見書なども従来ならほとんど歩調を合わせてきた自民・公明・民主の会派間で異なる態度を示すことが見られるようになりました。
本来は是々非々であるべき議会に、箕面の議会も変わりつつあるのなら、これはとても素晴らしいこと。是非、そうであって欲しいし、各議員が今以上に切磋琢磨して良い議論を尽くせるようになれば、箕面市政も変わらざるをえないでしょう。
現在、議会に対する市民の眼は一段と厳しくなってきていると思います。
議会や議員のあり方が問われています。
議員がしっかり仕事をしなければ「議員なんていらない!」てな声も拡がるでしょう。
まもなく一般質問の画像配信が始まりますが、
多くの市民の皆さんに関心をもっていただくことを願っています。