今日から決算委員会が始まります。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

今、議会のあり方が問われています。

名古屋の河村市長が掲げる「議員報酬半減策」に対し、全国の関心が高まっています。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201009/CK2010091402000147.html

さて、議員報酬の額は地方議会によってさまざまですが、「議会」のあり方が厳しく問われていることについては、しっかりと受け止めなくてはいけないと思います。

9月議会の前半、文教・民生の各委員会は12時半頃に終了。その他案件も含めていわゆる”午前中に終了”しました。総務常任委員会ですら2時過ぎに終了、「その他案件」の質疑も各委員1件程度という異例の審議風景でした。議論もなかなか深まりが見られずず、傍目には残念ながら”しゃんしゃん議会”に映りました。
この1年くらい市長は、靴を脱いでとてもリラックスした様子で議会に臨んでおられます。両副市長が脇を固めているということがあるかもしれませんが、議員(委員)の追及も甘くなりがちで、緊張感がなくなってきたせいではないかと、個人的には思います。

地方議会は言うまでもなく二元代表制。理事者と議会の関係は与党も野党もないはずであり、議会のミッションとは、税金の使い方をチェックすることにあります。よい政策は推進し、問題・課題のある政策は正していく。そしてさらに今日は議会も政策能力を磨き、立案・提案していかねばなりません。

行政との馴れ合いを断ち、議員は切磋琢磨してスキルアップし、行動しなければ、
それこそ「税金の無駄遣い」となってしまいます。そして、議会改革を進めていくことが不可欠!

残る任期2年間をこころしてかからねばならない、と強く思います。