小野原豊中線の開通式で。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

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テープカットには、国会議員や府議などの来賓がズラッと並び、地域住民の姿なし!

昨日は、小野原西の区画整理事業で開発されたまち開きにともない、いよいよ小野豊線の(全線)開通式が行われました。
里山を切り開いて建設されたニュータウン。財産区問題などこれまで様々ないきさつのなかで完成したまちを貫通する道路です。茨木市との境界にある小野原東から小野原西、今宮、船場までつながり、171号線の渋滞にともない、迂回路としても活用されるでしょう。
自転車道や広い復員のほか、大型自動車の通行禁止など市民の声が反映された部分もあります。
しかし、環境や生態系の破壊が人の営みに大きく影響することを考えると、便利で災害対策を兼ねた道路整備や区画整理のありかたなど、もっと他に方法がなかったのだろうかという思いも払拭できません。

さて、色々あった上に完成したまちと道路ですが、この開通式は、市長をはじめ議長、国会議員や府会議員などの来賓のスピーチが続き、同じ来賓によってテープカットが行われました。
本来ならばまちづくりの主役は市民であるはず。住民の代表や、区域の商店や事業者などが参加して、このような開通式を行えば、また新たなまちづくりへ踏み出すよい機会となり、意気込みを示すこともできたことでしょう。旧態依然とした式典のあり方の中に、箕面市行政の硬直したスタンスが滲み出ているようで残念な思いがしました。