箕面市のボランティアグループが着実に進化しようとしているのを実感。
箕面のボランティアセンターには約60グループが登録しています。さまざまな障がいのある方や高齢の方、難病の方の自立支援をはじめ、子育て支援や地域の交流など多彩なグループが活動しています。
まったくの無償だったり、実費程度の有償だったり、活動の頻度や内容も異なります。
ボランティアグループ連絡会の財源は、社協から運営資金として年5万円、いきいき祭りの売り上げ約1万円の計6万円です。
ボラ連楽会は地域福祉の向上を目指し、社協と連携しながら地域から上がってくるボランティアニーズに応えるために需給の調整をはかっています。
これからの課題としては、ボランティアグループ間のネットワークづくりで、より積極的な役割が担えるようにすること。
この日は約40グループ程度が参加し、5つのグループに分かれて検討会を行いました。ボランティアの位置づけや関わり方も色々ですが、今まで知らなかったグループやグループの存在は知っていても、より顔がわかる関係になることで、ネットワーク化がグンと近づいた気がします。各人が情報共有し、求める人に「それなら、こんなグループがあるから相談してみたら?」などと、提供していくことも可能。顔の浮かぶ関係はよりスムーズにことが運びます。
参加者や一様に、これからの社会は市民力を活かした「支えあい」が大事である、そのシステム作りを早く!ということで一致できた様子でした。お互いがお互いの支えになる=必要な存在になる=自分の生きがい=生きる活力となるような循環型社会の整備まで、もう一息です。