今こそ、大阪市民の良識を示してほしい。
２５日、政府税制調査会が０６年度の税制改定についておこなった答申は、定率減税の全廃。今後、地方税の増税とともに、医療制度の改定もまもなく固まることとなっており、高齢者や弱者にとってはいっそうの負担増となることは必至。小泉首相のすすめる「改革」は弱肉強食をおし進めることであり、赤字のツケを国民に押し付けること。”取れるところからはどんどん絞りとり、力のないものは死んでもかまわない”と言っても過言ではない。
ああ、この国のひとびとは本当におひと好しだ。自分たちの暮らしを委ねるリーダー選びでさえ、にさほど関心が無く、「誰がなっても同じ」と無関心を決め込む。「こんな生活、もうイヤ！」と思うなら、是非「政治」に無関心でいることはやめよう。
大阪市民のみなさまへ。是非、２７日（日）の投票日には棄権しないで、投票場へ行ってください。今こそ、自分たちの思いを１票に託して欲しい。「明日の天気は変えられないが、明日の政治を変えることはできる」のだから。また、この国に生まれ育ち、納税者でありながらも「参政権」のない人々がいることも忘れずに、１票の権利を有効に使って欲しいと心から思います。