春分の日は宇宙元旦
なんて言葉を最近目にするようになって
以前なら
何ファンタジーなことを言ってんだかと
ちょっと小馬鹿にしてた
現実主義な私でしたが
今年の春分はかなり激動で
すいませんでしたという気分です。
宇宙元旦で間違いないです。
家の中の雰囲気が変わりまくりました
たくさんあったうちの激動の一つは
主人の父の入院です。
あんなに元気だった義父が
入院する日が来るなんて。
まーね、ゆうて、
96歳の義父の入院なんてね
当たり前と言えば当たり前なんですよ。
誰も驚きはしないどころか
それまで何もなくて幸せだったね
って話しで。
むしろ何も無かったことの方が驚きで
身内自慢しますけど、
ウチのお舅さんすごいんですよ
家事全般やりますし
庭仕事も美しくやりますし
96歳で
会話も全然普通にキャッチボールできます
同じことばっかり繰り返すこともないです。
そういえばこないだ
冷蔵庫買い替えてました
96歳のお爺さんがね
1人で家電量販店に歩いて行って
冷蔵庫買いたいって言って
店員さんが普通に売ってくれるって
すごくないですか
てか、
冷蔵庫買い替えを検討してる
90代のお爺さんなんて
見たことなかったですよ
買い替えた冷蔵庫のサイズ感も使用感も
無理のない価格帯選びも
完璧でしたよ
数年前のことですけど、
台所や洗面所のリフォームもしてましたからね
90代で、リフォーム業者呼んで
台所洗面の水回りの雑多なものを
全部自分たちで移動させて
ガタガタうるさい自宅工事を数週間受け入れて
何事もなかったかのように
美しくリフォームされた家で
普通に快適に暮らしてましたから。
大変やったで〜
ぐらいは言ってましたけど。
私ら息子夫婦なにも手伝ってへん。
おそらく義姉も手伝ってない。
親も親なら子も子で
先日、
義父の96歳のお誕生日の時
息子である主人は
繁華な駅前にあるイイ感じのお店を予約して
ささやかなお祝いの席を設けましたけど
まさかの
現地集合の約束してました
鬼のような息子ですよ。
それでちゃんと来ちゃうんですからお義父さん。
バスと電車乗り継いで
しかも
軽度の認知症の
88歳の義母を連れて。
どーなってるんやウチの義両親
すごすぎるやろ
そして夫と義姉の
親に対するスパルタぶりがすごい。
信頼っていうのかなアレは
それをなんとも思ってない
超自立した親子関係。
でも、とっても愛のある親子関係
私も、娘のように可愛がっていただいてます。
大好きなパパとママです
そんな父が入院しちゃったんですよ
めちゃショック
ご自身で異変に気づいて
自力で内科受診したら即入院。
認知症の母も
ちゃんと義姉に電話連絡して。
緊急時でも的確な行動ですよね〜
ホント尊敬します
幸い、命に別状はなかったものの
完治はしないとのこと。
そしてしばらく入院が必要となる。
あーこれから、
我々家族の形に変化が訪れる。
さすがに認知症の母を1人で置いておけない。
誰かが泊まりにいかないと。
介護認定受けないと。
そんな話を私の妹にしたら、
え〜〜⁉︎
まだ介護認定受けてなかったの⁈
すごいねと言われました。
まぁ、そーですよね。
普通その歳の親がいたら
しかもどちらかに認知症なんかあったら
もっと介護問題でゴタゴタしてますよね
ウチの義両親の話をすると
ウチの実家の親は黙ります
あっぱれ過ぎて娘に文句言えなくなるみたい。
妹の義両親の話はその対極で
同じ時期に、
それはそれで面白い異変がありまして、
いや、全然笑い事ではないのですが
妹のお舅様は頸椎を傷めてらして
肺気腫があって
随分前から車椅子で
鼻に管も通してらして
口から栄養摂取できないから
胃ろうもしておられて
本当に辛そうで、
ギリギリの状態でお命を繋いでらして
お話ししても弱々しい感じで
それを妹が甲斐甲斐しく世話をしてると
どんどん注文が増えて
妹もイライラが募って来て疲れ果てて
という状況で
お義父様がコロナ感染
よりによって
1番コロナ感染したら危険な人が
療養型の病院に終身でご入院されてるのですが
まさかの院内感染?
義理のお母上は
サービス付き高齢者向け住宅にお一人ご入居で
ご自身のご病気が発覚して
メンタルが不安定になられて
妹は
あっちからもこっちからもあてにされ、
お世話がいちいち大変で、
誰も助けてくれなくて、
っていう状況のときに
お父さんを助けて〜
みたいにお姑さんに泣かれて、
緊張の糸が切れたのか、妹は、
なんか色々どーでも良くなって
もー知らん
大丈夫やろ
と思って放置したらしいです
そして数日後、
お舅様の入院先の病院から連絡が来たそうです。
お義父様、
コロナ完治しました
と。
えぇ〜〜〜〜〜
不死身すぎて怖かった
ターミネーターかと思った
ゆーてました
実は
手厚くお世話されて
1番元気なのお義父さんじゃね?
って話ししてました。
人は見かけによらないものですね
車椅子に鼻チューブで人工栄養で
もう風前の灯みたいな儚げなお命を
ギリギリのところで繋いでおられるご高齢の方が
コロナ普通に完治された話し
大爆笑でした
イヤ〜お元気になられて良かった
介護は頑張らないに限りますね。
『頑張ったら破門』の
さとう式リンパケアの門下生としては
佐藤青児大先生の
教えの正しさが証明されて嬉しい。
心底
大丈夫やろと思ったら
大丈夫になったということですね。
意識したようになっていく。
てなことで
私と妹の嫁ぎ先で起きた
スーパーお舅さんのお話しでした。
宇宙元旦とか
エネルギーの変化とか
よく分かんないけど
もう、ファンタジーでもなんでも
どんとこい。
人生何が何だか
また一つ、私の中の常識が壊れていく。
人生って案外
フワッとしてるのよね〜