前回、車中泊の防寒対策に軽自動車「エブリィ」の窓にシェードを自作しました。

 

 

今回はいよいよ実戦!夫と2人、車中泊をして実際に使ってみたレポをします。

結論から言うと、電気毛布などプラスアルファをすることによってバッチリ寒さを防げました。

逆に言えば防寒シェードだけでは寒さを防ぎきれないです。

それを前提に書いていきますね。

 

車で今宵の車中泊する場所へ。到着するなり早速準備。(見た感じかなり車上暮らし感ありますね・笑)

ボードを窓にはめ、銀アルミシートで覆い、四隅を強力マグネットで留めます。すべての窓をはめ終わるのに5〜10分ほど。

これで窓からの冷気は無くなりました。銀アルミシートすごい!

 

窓はこれで万全ですが、他の部分もしっかり防寒しないといけません。

床には、お風呂のマット×4枚(凸凹解消用)、防水シート、撥水シート(ここまでが普段から敷きっぱなし)、

更に寝る時用に三つ折りのマットレス(セミダブル197× 120 x 10cm)を敷きました。

 

 

 

 

前の車中泊ではアウトドア用のコンパクトなマットを使用していたのですが、これだと秋口でも床冷えが厳しかったですね。

また、寝返りを打つ度に車が揺れて2人で寝るには向いてなかったと思います。

 

マットレスだと床冷えはしっかりシャットアウト、寝返りによる揺れも解消されました。

 

更に、下の鉄部分には前に購入した車中泊用カーテンをこれまた強力マグネットで貼ってます。

このカーテンは本来目隠しや紫外線対策用でペラッペラの布なのですが、無いよりはマシでして。

 

金属剥き出しから伝わる冷気を少しは遮断してくれてます。これをグルっと鉄ボディ部分に覆いました。

 

夫がプラス電気毛布を仕入れていました。これを敷いて寝ました。

夫がこれを選んだ理由は・・・

・60wと低消費電力で我が家のエコフロー充電池でも長時間耐えられる

・敷いても掛けてもオーケー

・左右幅が130cmでエブリィにぴったり

 

私はまさかそんなものを買ってるとは知らなかったです。しかし、結果から言えば無かったら寒くてかなり厳しかったでしょう。

 

私には前回夫が買ってくれたブランケットを体の上にかけ、寝袋の間に入れて寝ました。

 

ブランケットはUSBで使え、5wとかなり低燃費です。

 

そして、寝る時はモンベルのロングダウンコートを着て寝ました。

頭や顔が寒いので、ダウンについてるフードをかぶりました。このフードがちょうど良く外気を防いでくれました。
顔にはマスクもしました。耳には耳栓です。
ちょっとやり過ぎのようにも見えますが、当方50代女性でして、何もしてなくても手足が冷たい体質です。
やり過ぎでも良いくらいでした。
 

外気は4度、内側は15度。

朝方は3度、内側は11度まで下がりました。

 

今回で5度目の車中泊。少しは慣れてきたのか、万全の対策をしたからか、なんとか眠ることができました。

始めはうつらうつら、何度かトイレに行き浅い眠り、朝方は熟睡でした。(元々眠りが浅い体質です)

夫も寝たような寝てないような、でも睡眠不足感はあまりないとのこと。

 

因みに朝の光の漏れ具合はこんな感じでした。

ダイソーのフック付き強力マグネットはサイドドアを開けても干渉せず、このまま開けれるのは良かったです。

 

外からの見え方はこんな感じ。フロントと前席サイドは銀アルミシートが見えてますが、後ろはガラスフィルム+ブラックのボードで真っ黒です。

 

結露は結構すごくて、シートを被してない寒暖差のある部分は水滴がびっしりついてました。

 

今回作った防寒窓シェードの感想まとめ

・制作時間はなんだかんだで半日かかる

・材料は全てダイソー、費用は約2千円+強力マグネット約3千円

・設置時間はまぁまぁかかる(10分ほど)

・窓からの冷気が遮断できた、すごい!

・見た目より機能重視

・収納がかさばる(使わない時はIKEAの袋に収納)

 

作って良かったか?と聞かれれば、張り切って「作って良かった!」ですよ本当に。

やはり冷気をしっかり防いでくれたのが何よりの功績ですね。

 

まぁでも窓だけ防寒では成立しないわけで。

夫が色々揃えてくれたからこそ、無事車中泊できたと思います。(感謝)

 

後日、同じ装備でまた車中泊をしまして。

夜中マイナス3度まで下がりましたが、この時よりもよりぐっすり眠れました。

車中泊楽しい!ひとつ愉しみを覚えました。

 

同じエブリィ乗りにこの防寒窓シェードはオススメ?

ダイソーで材料を揃えられる手軽さはあるものの、面倒臭さ、完成度、見た目を考えると10段階中6くらいかな。

お金ある人はアイズのマルチシェード買った方がいいです。笑