先日、ヨガの呼吸法という話をしましたが

今週、更に、色々な事を教えてもらったので紹介します。


片鼻呼吸法(ナディーショーダナ)


人の鼻は、鼻の奥にある鼻甲介という部分で、自律神経により

無意識のうちに、片鼻ごと、切替られ呼吸しているそうです。

2.5時間づつ


意識的に酸素が多く必要な時は、両方使うそうですが、

普段は片鼻は休憩しているそうです。


右鼻が副交感神経

左鼻が交換神経

がそれぞれ優位になります。


これを、意識的に交互に呼吸させる事により自律神経のバランスを整えてくれます。

脳梗塞の病気もそうですが、気圧の変化で、体調が悪化する事が多々あります。

この時期特にそうですが・・・


さて、ヨガ的な知見として


左鼻から始まる気の流れを「イダ」、陰のエネルギー、月のエネルギーの通り道

右鼻から始まる気の流れを「ピンガラ」、陽のエネルギー、太陽のエネルギーの通り道

とし、片鼻呼吸法で、陰と陽のバランスを整えることを目的としています。


やり方は簡単で

リラックスした状態で、親指の人差し指を使います。


①右の小鼻を押さえ、左鼻から、ゆっくり吸い込む。

②吸いきったら、左の小鼻も押さえる。

③5秒間息を止め待機(クンバカといいます)

④右の小鼻を緩め、息を吐く。

⑤吐ききったら、右の小鼻からゆっくり吸い込む。

⑥吸いきったら、右の小鼻も押さえる。

⑦5秒間息を止め待機

⑧左の小鼻を緩め、息を吐く。

あとは、これを5,6回繰り返す。


この後、顔の血流や、頭がスッキリした感じになれば成功です。


ヨガって奥が深いと、つくづく思いました。