2020.1.18 親の会にて | にじいろパレット*スタッフNのブログ

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不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

昨日の親の会での話題より

ー何で学校に行けないの?

本人に聞いてもその本当の答えは得られない場合が多いかと思います。
私が思っている答えは
ーその子の成長のために必要な時間だから。

だから、周りの大人が登校を強制したり説得したり、登校しないことを叱ったり、突き放したりしても、その子が抱えている課題は解決しないのです。仕方なく一時期は登校できるようになったとしてもそれはきっと、本人が自分をごまかして得られた結果でしょう。

不登校になる多くのお子さんが、何かしら人間関係上の問題で傷ついています。
そして、対人関係に不安や恐怖を抱えています。
それらの傷が癒されるために必要なものは何でしょう。

自分が受け入れてもらえて、安心して過ごせる場所と時間です。

子どもは自己回復力を持っています。
必要なのは、その回復力が発揮できる環境を整えてあげることではないしょうか。

でも、それが難しいことなんですよね。

娘や息子が登校できなくなった時、私も大声で叱ったり、引っ張ったり、叩いたり、突き放したりしたことありました。

それは、私が不安だったからかもしれません。
自信がある不登校の親なんていませんよね。
不安だけど、私が何とかしなきゃ。ってみんな頑張ってるんです。

我が子も含めて、何人もの不登校のお子さんと出会ってきました。みんな笑っていたとしても心底では見えない未来に不安と恐怖を抱えています。
その不安や恐怖に正面から向き合ってしまうと、身動きが取れなくなってしまう。
だから、少しでも考えなくてもいい時間を過ごそうとゲームやアニメ、漫画に夢中になったり、面白い動画を見て笑ったりして自分を保っているのかな。とも思います。

そんな子どもの様子を見て、親も様々な感情に襲われます。私は一人でたくさん泣きました。

いつもできている訳ではありませんが、子どもたちの前ではできるだけ明るく前向きにしていたい。

だって、子どもたちは笑ってるお父さん、お母さんが大好きなのだから照れ


と、思ったことを書きました。
親の会に参加している誰もが辛く苦しい体験をしています。
親が傷ついていることもたくさんあります。
私たち親にも癒しの時間と場所が必要ですよね。

2月15日(土)は、どなたにも利用していただける"かふぇ"です。
3月21日(土)は、"親の会"です。
お待ちしています音符