「付き合う」次女の場合 | にじいろパレット*スタッフNのブログ

にじいろパレット*スタッフNのブログ

不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

3月、3年生が終わる頃、次女が「そろばんやりたい。」と言い出しました。
 
ちょうど3年生の授業でそろばんをやったこともあり、
仲のいい友だちがほとんど習っていて、一緒にやりたい気持ちもあり…
というタイミングだったのだと思います。
 
が、過去に次女はどんな習い事も長続きしないという事があり、
自由に遊びたい人だったので、習い事はあきらめていました。
 
今回は、始めたら6年生までは続ける事を約束して、
仲のいい友だちが一緒だから、大丈夫かもしれないという期待もあって
無料体験を申し込みました。
 
初日は保護者同伴だったので、私の仕事が終わってからの遅い時間に一緒に行きました。その時間には仲良しの友だちは1人もいなくて、緊張した様子で体験しました。次回からは、学校が終わった後、友だちと一緒に行くということにしました。
 
2日目、学校帰りにそのまま友だちと行くはずだったのですが、私が仕事から帰ると行けてなくて…。「今から行こうか。」と声をかけ、重い足取りで出かけました。そろばんはやりたいけれど、教室の雰囲気に馴染めない感じで中に入れず、入り口で止まってしまいました。どうにも入れないので、先生に「今日は帰ります。」と言って帰ってきました。
 
さて、3日目。しかし、この日は学校を休んでしまったので、そろばんもお休みすることになり(-.-;)y-゜゜
まあ、この日は仕方ないか。と言い聞かせ。
 
土曜日になりました。
仲良しの友だちと約束して一緒に行けたらいいな。と思って、「電話してみたら?」と誘っても、気が進まない様子。イライラする気持ちを抑えて、この日は次女のペースに付き合おうと決めていたので、「お母さん、一緒に行ってあげるから。」と誘いました。一緒にそろばん教室の前まで行きましたが、中に入れず止まってしまいました。仲良しの子はいなくて、違う学年の子達が何人か中にいて、教室の中に入れない次女。しばらく付き合って、一緒に外にいました。
終わった子が何人か楽しそうに帰って行く姿を見ながら、教室の中の様子を伺いながら、本人が自分で入るまで付き合いました。
教室が終わった後には、仲良しの友だちと合流できて、楽しく過ごして帰ってきました。
 
途中、何回か「今回もダメか。」と思う場面がありましたが、
「そろばんやりたい」「友だちと一緒に行きたい」という次女の気持ちは本当なんだろうなと感じていたので、何とか最初の難関(始めての世界に入って行くこと)をクリアできるように付き合ってあげようと思いました。
 
5回の体験教室が終わりました。
「お母さん、もう大丈夫。ちゃんと行けるよ。」とニコニコ返事をもらいました。
 
とりあえず、ひとつクリアかな?