社会的居場所シンポジウム① | にじいろパレット*スタッフNのブログ

にじいろパレット*スタッフNのブログ

不登校経験のある子どもを持つ母のブログです。
恵那市で生きづらさを抱えたお子さんの居場所づくり活動や親の会を行っています。

ひとりじゃないよ!
つながって、支えあって、生きていこう!
社会的居場所シンポジウム
 
に参加してきました。
 
社会的居場所って?
学校や社会の中で居場所がないと感じる人たちが
自分自身のありのままを受け止められ、安心して過ごせる場所、
そして同じ悩みを持つ仲間と支え合いながら、さまざまな体験を通して、
社会とのつながりを取り戻して行ける場所。
 
県内3つの「社会的居場所実施団体」による活動報告
新潟市「沼垂よろずや」
NPO法人にいがた若者自立支援ネットワーク「伴走舎」
の取り組み発表
 
を聞いてきました。
 
1,NPO法人 岐阜ダルク
薬、アルコール、ギャンブル、過食嘔吐、リストカットなど、
やめたくてもやめられなくなる「依存症」という問題を、
仲間どうし経験を語り、聞き、分かち合う「ミーティング」や
「スポーツ」、「リクレーション」などを通して
心と身体の健康を取り戻していく活動をしています。
 
2,NPO法人 つむぎの森
中学校の相談室に通っていた生徒が卒業後に居場所がなくなるという問題に直面し、
フリースクールを立ち上げたのが始まりでした。
今では、「訪問支援」「フリースクール」「フリースペース」
「親の会」「就労支援・就労体験」など、さまざまな居場所を展開しています。
 
3,NPO法人 仕事工房ポポロ
不登校の子ども達のフリースペースから、発展。
ニート・ひきこもりの若者対象のフリースペースと家族対象の「家族会」を始める。
現在は、「社会的居場所」「プチ就労体験」「学び座」「家族会」「学習支援室」などの活動を展開。
また、「ニュースレター」という広報を発行し、遠方の仲間ともつながる活動をしています。
 
4,沼垂よろずや
新潟から社会的居場所のモデル的活動として取り組みを発表してくださいました。
NPO法人 にいがた若者自立支援ネットワーク 「伴走舎」より
「伴走舎」は、心理社会的な生きづらさを抱えた子どもや若者たちに寄り添いながら
社会参加への道を共に歩む、伴走型支援を方針として様々な活動を展開しています。
「よろづや」は地域の困りごとを引き受ける仕事です。
地域の自治体とも協同し、「お互いさま」の精神で、地域の役に立つことで
若者達は働く喜びを感じ、変化していく様子がよくわかる発表でした。
 
つづく…