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中学受験の方が優れている点の続きです。

前回の記事で書いた内容にも関連しますが、年齢が若い方が変わるには有利です。
中学受験でスタート時の立ち位置を変えるのは容易ではないということも以前書きました。



それでもしかし、変わる子もいるし、そのための有力な方法もあります。

その際に実質的に不可欠なのが他者からのアドバイスを参考にすること。

他者の意見を受け入れるということですね。

それは即ち他者からの介入を意味します。

それがうまくいくには、素直で心の柔軟性があることがとても重要です。

年齢はそのことの重要なファクター。

この点において、中学受験は高校受験に3年分勝ります。

大きく変わるチャンスがより多い。

自分の指導においての体感もそうであるし、実際に出てくる数値もそれを裏付けています。

まぁ、科目数が中学受験4に対し、高校受験は5であることの影響も無視できないとは思いますが。

これは余談になりますが、受験において、科目数の影響はかなり大きいんですよね。

一般に大学受験において、国公立大合格のハードルが私立大と比較した際に偏差値の見た目よりもかなり厳しくなっているのは、両方受験したことがある人ならとてもよく知っていることですから。


中学高校の進学を考える際、いつ頃からか正確には覚えていませんが、ここしばらくは流行とも言える形で働いているベクトルがあります。

男女共学化、中高一貫校化、です。

男女共学の是非についてはここでは論じませんが、個人的な見解では、男女共学、男子校、女子校、いずれもそれぞれが個性ということで良いのではないかと思っています。

中高一貫校化については、少子化の影響もあり、各学校生徒数の確保の重要度は高く、また、6年になることにより、学習指導においても、より計画性を持つことが可能となるので、この流れは止まらないでしょうね。

これらの時代の流れによる大きなベクトル、中学受験高校受験に対してどのように働いているか。

実際に、高校受験に携われば感じると思うのですが、以前に比べて選択肢の狭まりを感じます。

少子化の状況では学校数の増加は難しく、中高一貫校が増えることは他が減ることになります。

ビニール袋に空気を入れてごにょごにょしている感じ。

あっちが引っ込めば、こっちが出っ張る。

高校受験の狭まりに対し、中学受験の選択肢は広がっています。

選択肢は広いに越した事は無いので、この点においては、高校受験よりも中学受験の方を時代の流れは味方しているのだろう、と言えます。


中学受験の方が優れている点は以上です。

できるだけフラットな目線で書くようにしたのですが、いかがだったでしょうか。

参考にしていただければ幸いです。

それではまたー。