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中学受験の方が優れている点の続きです。

受験というのは区切りが良く通う環境も変わるので、それを機に目覚めたように勉強を頑張り始めることは多い。
きっかけって大切ですからね。
ここで注目したいのは残り時間。
高校受験の3年間に対し、中学受験は6年間で倍あります。
以前の記事でも書きましたが、勉強において時間と言うのは絶対正義な一面があります。
よってこのことは大きな意味を持ちます。
もっと具体的に書くと、目標を高く持てば持つほど、影響は大きくなります。
3年間で最難関レベルを目指すと、簡単に地獄みたいな3年間が出来上がるのは自分の記事に詳しい(笑)

たまに、東大目指すなら無理して中学受験しないで高校受験の都立校からの方が的な話がありますが、もし中学受験と高校受験のどちらも選べる状況なら絶対に中学受験を選んだ方がいい‼️
あえてハードモードを選んで心を鍛えたいなら別ですが、心は別で鍛えた方がw
失敗率もかなり上がりますしね💦
また、地頭的なモノに自信がない場合は中学受験でなく高校受験的な話はさらによく耳にしますが、同じような理由から僕は逆と思います。
仮にその能力的なことの判断が正しかったとして、それなら残り時間が半分ならさらに上手くいかないのが道理です。
気持ちはよく分かるんですけどねぇ💦
脳の仕組みから考えても、丸暗記的な右脳系の力は3歳がピークであとはどんどん衰えてしまい、それと入れ替わるような形で論理の左脳的な力が発達してくるので、丸暗記力が強い時期のうちに勉強した方が対応のハードルが低いのではないかと思います。
時期の早い学習内容の方が記憶すれば出来上がりの度合いは高く、やるだけで効果が出る感も強いですから。
論理の発達は丸暗記という行動に対してイヤイヤ感を持たせるそうで、それに邪魔されないうちに、ということですね。
9歳付近が右脳と左脳の力関係が入れ替わる時期となっており、ちょうど中学受験のタイミングと重なります。
そのタイミングでまだ強い丸暗記力を活かしつつ、勉強に取り組むことで論理の発達を促すのは理にかなっていると思います。

さらに脱線気味に話を広げますが、自分の実際の指導経験上、勉強に取り組む姿勢自体の改善は年齢が上がれば上がるほど、その難易度も上がっていきます。
もっとざっくり書くと、ダメな子は年齢高いほどこちらの言うことをきかない、ということです。
これって、まさに先程の論理がイヤイヤ感出してるんですね。
論理といっても別に難しい話ではなく、例えばゲームの方が楽しいから勉強イヤだ、みたいな、周囲からすると屁理屈みたいなのも立派な論理です(笑)
年齢が上がるとその理由の部分がいろいろと出来ちゃうんです。
これがまたお風呂場の鏡の汚れみたいなもんで、時間の経過とともに取れなくなるのなんのって💦
僕の独断と偏見で書くと、中3の辺りから本人が変わるためのハードルは一気に上がるように思います。
これはちょうど高校受験の時期ですね。
まだ勉強が足りないだけなら良いのですが、取り組む姿勢の部分はこれよりも前に改善していないと成績を伸ばすのは難しい。
もちろん、個人差はありますが。

以上です。
参考にしてくださいね。
それではまたー。