ゆったりビジネスマン徒然日記
ゆとりライフを模索するビジネスマン徒然日記。 豊かな人生を送るヒントを見つけて頂ければ幸いです。
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日本サッカーを強くするためにはどうしたらいいのか

スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか ワールドカップで日本が勝つためのヒント (ソフト.../村松 尚登

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前回に続いて、サッカー本を読みました。著者の村松尚登さんはジョアン・サルバンスさんと同じく、バルセロナの下部組織で働いていた方です。(カテゴリーは違う)

大学卒業後、単身スペインに渡り、バルセロナを拠点にユース以下の年代の指導に携わっていました。
現在は、福岡のFCバルセロナサッカースクールでコーチを勤めていらっしゃいます。

村松さんが言っていることはジョアン・サルバンスさんと基本的に一緒です。
日本サッカーが強くなるためには、小さい頃から、戦術も含め、実戦で想定される状況を想定して、より総合的な視点で練習を行わなければならない。また、もっと実戦の機会を増やさなければならないということです。(では、それはなぜなのかという根拠付けはそれぞれやや異なりますが)

この本と「史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド」の2冊を読むことで、日本サッカーレベルアップのための課題が分かり、今後どのような方向で指導・育成を進めていくべきかのヒントがつかめるのではないかと思います。
個人的には、先に村松さんの本を読んで体系的な理解を深め、次に、具体的な話が豊富なジョアンさんの本を読むのが良いと思います。

にしても、2冊の本を読んで、改めてジョアンさんはスゴイなーと思う。
ビジネスの現場における指導・育成を考える上でもジョアンさんの考え方や手法は非常に参考になります。
まだ若いのに見習うことが非常に多い。

こういう指導者になりたいもんだ。

「史上最強のバルセロナ世界最高の育成メソッド」を読んだ

史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド (小学館101新書 56)/ジョアン・サルバンス

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メッシやシャビ、イニエスタ、セスクなどを輩出したバルセロナのカンテラ(下部組織)の元監督・ジョアン・サルバンスさんの書いた本ですが、子育てや人材育成、ひいては業務改善を考える上でもヒントになる考え方がたくさん詰まっていると思う。


印象に残った部分をメモっとこう。

・選手の伸びしろがどこにあるのかを探り、成長するための解決策を提示してあげるのが私の仕事である。

・指導者は、それぞれの選手が何を持っていて、これから何が必要かを探し出してあげなければならない。

・この監督からは学べると感じさせること

・トレーニングは量ではなく質

・指導者なら、周りからの批判より迅速に深く試合を分析し、自己批判ができていなければならない。

・トレーニングがうまくいってないとする。その場合、まず疑問をぶつけるべきなのは自分に対してである。最初に行うべきなのは、自問自答だ。

・うまくいかないなら、どうすればうまくいくのかを考える。

・怒ったり、注意したりする場合は、選手の性格、場所や状況を、しっかりとわきまえておく必要がある。

・指導者は、ミスを防ぐための解決策を提示する。ミスを許さないのではなく、ミスを回避できる手段を伝えていくのだ。

・重要なのは、選手を納得させることだ。

・選手を伸ばすためには、心地良く自ら修正するように導くことだ。プレーの選択が間違っているなら、彼が誤りを修正し成功できるまで、様々な解決策を与え続ける。

・「気持ちで負けた」は安易な分析


解決のプロセスや思考の過程が、具体的に書いてあって分かりやすく、サッカーの指導者はもちろん、その他、特に根性論に偏りがちな人には是非読んでもらいたい本。

あとがきで加部究さんも書いてたけど、こんな才能ある人が日本に来ているっていう機会を日本サッカー界はもっと活用した方がいいと思う。
ユース代表監督とかスゴク適任だと思うな。

「もし高校野球の女子マネージャーが・・・」を読ん

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海

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以前にお客さんから薦められたものの、表紙のデザインを見て買うのを躊躇していた本。
先日、会社の上司が貸してくれましたので読んでみました。

読みやすくて、あっという間に読みきってしまいました。
序盤のストーリー展開はやや強引だなあと感じましたが、最後の方にはうるっときてしまいました。

業種、職種を問わずオススメできる一冊です。

自社の事業は何なのか?
顧客は誰なのか?

このシンプルな問いに色んな事を考えさせられます。
自分自身をマネジメントするという意味では、人生設計にも当てはまります。

日々を無駄にすごさないために、ブレないために、日々意識していきたいと思います。
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