6月の終わりにショーンハイトさんでオーダーしたペア。
8月30日の完成予定でしたが、10日ほど早い8月20日に到着
つい先日ようやく履き下ろしました
一見すると何の変哲もない黒のシボ革を使用したストレートチップ。ですがビンテージシューズの要素をちゃんと加えてあります
今回のオーダーで加えたビンテージシューズの要素は、多重ステッチ
ビンテージシューズの中で一番好きな意匠です
ヒールには外月型を加え、こちらも4連の多重ステッチにして貰っています
●ライニング
黒にはネイビーが合うと思っていましたが、ネイビーにして正解でした
●ヒール
ソールは追加オプションで通常よりも厚めに仕上げて貰っています。出し縫いも細かくて良いですね
ショーンハイトでのオーダー2足目、
サンプリング元はIronさんが所有しているHANOVER
一応自分でも色違いは所有しているのですが、黒のタイプが欲しかったので^^;
対応して頂いた伊藤社長には、こんな感じの仕様書をお見せしました(;^_^A
その際にタブレットを見せて頂き、その中には飾りステッチのストレートチップもあって中々カッコ良く仕上がっていました。きっとビンテージシューズが好きな方のオーダーかな(^^)
伊藤社長とはアメリカ旧靴のデザインについても少しお話しさせて頂き、「昔のアメリカの靴はデザインバリエーションが凄いですよね」と。次にオーダーする際はタブレットで見せて頂いた飾りステッチのストレートチップも頼みたくなってきました
折角なのでオリジナルのビンテージシューズとの比較も簡単に。
(手持ちのHANOVERとの比較)
シボの細かさ、レースステイの長さ(位置)など多少の差はありますが、4連の多重ステッチが凄くイイ(^^)
出し縫いのステッチをオリジナルに忠実にという事で、生成りにしようか迷いました。ただ日常での使いやすさ、”ビンテージシューズのエッセンスを加える程度の方がバランスが取れるのでは”と思って出し縫いは黒にしました。
ショーンハイト(SH111-12)
革はコンチェリア800のベルーガを使用。植物タンニン鞣しの革で、エイジングを愉しめそう。日々のブラッシングと乾拭きでシボの凹凸が薄くなった時、どの様な表情を見せてくれるのか?今からとても愉しみです。
1足目のオーダーも充分に良かったのですが、
今回の2足目はそれを更に上回る満足度です