インド料理=ナンは大間違い | ともみと髭マンとガガ

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インド料理=ナンという根強いイメージを払拭したい!


「ともみと髭マン」の、ともみです。



パイシーパイスでもよくお客様から聞かれることは、


「ナンはありますか?」


「ナンかご飯か選べるんですか?」


「これは薄いナンですか?」↓

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パイシーパイスのポークカリープレート



ご飯の上の、見るからにパリパリっとしたやつね。



これは、パパドとかパッパダムとか言われる豆粉から出来ているもので(呼び名はインド各地で様々)、


ナンとは全く別の食べ物です。


薄いナン…。


それはもうナンというもの自体を理解していないから、そう見えるんですねきっと。



↓写真をお借りしました


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こういうのが、ナンです。


ヒンディー語でnan

ナンは、インド、パキスタン、中央アジアのタジキスタン、中国新疆ウイグル自治区、ウズベキスタン、アフガニスタン、イラン、クルディスタンなどで食べられるパンである。 語源はペルシア語。平たく楕円形で、大きな草履のような独特の形をしていて、所々ぽこぽこ膨れているものが多い。 ウィキペディア



ウィキにはインド🇮🇳も書かれていますが、インド全土ではなく、アラブに近い地域でだけ常食されています。



なぜなら、

ナンはアラブからインドに伝わった食べ物だから!



あとは、インド全土でも外国人向けにしているレストランくらいでしかナンを出してません。


昨日も、同様のご質問を初めてご来店された方からいただき、


「実は、インドではナンをあまり食べないんですよ。特に南インドだと殆どナンは食べられていないので、うちではナンをお作りしていないんです」


とお答えすると、


お隣りで食べていらした方達も、同時に


『へえー!そうなんですか!』(驚)


やっぱりまだまだ根強い、インド料理=ナンの方程式。



もちろん私も、何年か前までそう思っていましたよーー♪


オーストラリアで夫と付き合い始めの頃ブリスベンに住んでいたのですが、初めてゴールドコーストへ遠出デートした時に、


私が半年間住んでいたゴールドコーストを案内したいと張り切って、


“サーファーズに美味しいインド料理レストランがあるから行こうよ!”


って、彼を連れて行ったのが正にナンとバターチキンカリー!外国人向け!なお店でした!


当時の私はそれしかインド料理のイメージが無かったから、”どう?故郷の味は懐かしいでしょ!!” くらいに得意満面だったのに、


彼は顔をしかめて、”これが美味しいインド料理だって…?”


あれ?なんだかご立腹?


“俺をからかってんのかい? …こんなの、俺の故郷じゃ食わねーーーんだよ!!


いつかお前に本当に美味しいインド料理食わせてやるよ!!”


ってかなり怒って、料理に殆ど口をつけませんでした。


えー!そんなに嫌なの??と、


あの時はとても不思議でしたが、今なら分かるよその気持ち…!


さらに昨日の夕方、


閉店後にインドのパンジャブ地方出身の奥様とケララ州出身のご主人というお二人が初めて来てくださって、


閉店後だったからね、ごめんなさいだったんだけど、たくさんお話しして、


私の夫がパンジャブ地方出身の奥様にこう聞いていました。


『ねえねえ、インドでナン食べてた?』


ケララ州(インドのいちばん南)出身の夫は、


パンジャブ州(インドのかなり北)の人と会う機会も少なくて、


これは本当に素朴な疑問だったみたい。


分かりやすく言うと、北海道と沖縄みたいなもん。


すると、


ナン?食べたことないよ!!


でも日本に来たらインド料理屋に必ずナンがあるって知ってびっくりだった!』


ケララ州出身のご主人も、


パンジャブ地方出身の奥様も、


もちろん夫も、


三人声を揃えて



ナン 食べないよねー!!!



て!!笑




これはもう、信じるしかない…



インド料理=ナンは、大間違い!!だってことパー