オーストラリア旅行記ブリスベン夏② | ともみと髭マンとガガ

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〜アラサー女子ついに「幸せ」と出会った オーストラリア クイーンズランドで過ごした一年間〜

39、

Im ur umbrella

Im ur pillow

Im ur chocolate

Im only urs

right?



     英会話での生活に、完璧では無いものの慣れてきた。

    今まで苦手意識しか無くて気づかなかった事がようやく見えてくる。




    英語は、世界中でいちばん単純な言語だ。

    例えば、日本語。

    発音は易しいが、平仮名、カタカナ、漢字の三種類からなる複雑な言語だ。

    インド。

    インド国内で使われている言語は州ごとに違い、更に少数民族の言語を含めるともう数え切れないし、文字を見てもどんな発音かも想像つかない。

    そして、スペイン語などのように男性名詞と女性名詞によって名詞を装飾する形容詞や冠詞などの形が変わる言語もあるらしい。

    中国語は、四声と呼ばれる声調を巧みに使い分けなければならない。

    中国の人同士が喋り続けているととても煩く感じる事もあるのだが、声調をハッキリと発音しないと意味が通じない言語なため仕方が無い場合もある。

    そんなこんなを比べてみれば、英語ほど単純な言語は他にないような気がしてくる。

    もちろんネイティブのようにスラスラと喋るのは未だ難しいのだが、スラスラと喋らなければ恥ずかしいという思い込みが不要なのだ。

   英語を母国語とするネイティブ スピーカーの方が、実は少数派である。

   それに比べて、英語を第二言語(非ネイティブスピーカーで英語を実用している)としている人は世界で4人に一人とも言われている。
    
    つまりは、世界中の人と意思疎通を図るために皆いちばん単純な言語を利用しているだけなのだ。

   ネイティブ スピーカーの中でさえ、英語の生まれた国イギリスの英語が最高だとプライドを持つ人もいれば、アメリカン英語がいちばんクールだと言う人もいる。

   オーストラリアのオージー英語は田舎くさいとか、聞き取り難いとか言って敬遠する人もいるくらいだ。

   だから、何を基準にネイティブ発音などと言うのか。

   そもそも私達は非ネイティブ スピーカーなのだし、無理にネイティブっぽさを出す必要など無い。

    最も重要視すべきは、自分の意思が通じるまで伝えるということ。

    身振り、手振り、表情もフル活用すればいいのだ。

    どうしても困った時には、喋れる人に代わりに伝えて貰えばいい。

    英語が下手だとネイティブ スピーカーバカにされても、実は落ち込む必要も無い。

    そう言う人は大抵の場合、英語しか喋れないのだから。




    と、肝を据えれば、英語への苦手意識に打ち勝てることに気づき始めた。

    難しい文章は、英語の得意な彼に読んでもらい簡単な英語で説明してもらう事もある。

    何だかんだ言いながら、いつのまにか彼をとても頼りにしている。

    側にいるのが当たり前になってきて、この先もずっと一緒に居られたらどんなに幸せだろうと想像するようになっていた。

    待ち合わせて、デートして。

    最終バスの時刻が迫ると、胸がギュッと苦しくなった。

    いつのまにか、“ I love you ” を自然に言えるようになっている私がいた。



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つづく



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