昨日、仕事から帰ってきたら、子供が「犬が学校のブランコにつながれとる」と言ってきた。
早速、学校に見に行ったら、結構大き目の犬が安っぽいビニールのひもでたしかにブランコにつながれている。
犬はぐったりとして寝ていた。ブランコの周りをうろうろしたらしく、50センチくらいの範囲でしか動けないようになって、犬もあきらめて寝ているようだった。
近づいていくと、犬がすくっと立ち上がり、「何とかしてくれ」と言わんばかりに、僕に訴えている。
僕は、そのひもを首輪からはずしていたら、犬はうれしそうにしていた。
子供の話では、その犬は、2~3日前から学校付近をうろうろしていたらしく、人懐っこいのでどこかの男の子がひもでつないで散歩したりして遊んでいたが、ブランコにつないでそのままほったらかしになっていたようだった。
僕は、明日にでも保健所が捕獲するかもしれないし、捕獲されれば、成犬は真っ先に処分されると思ったので、その犬をとりあえず保護しようと、家に連れて帰ったのでした。
その犬は、茶色と白の雑種で、赤い首輪をしていたが、観察がちぎれてなくなっていたので、持ち主が誰かは、まったく分からないようになっていた。
次の日、早速、「迷い犬(メス)」と大きな字で写真を作り、あちこちに張ってやろうとラミネートで6枚作りました。
市役所に行くと、迷い犬の連絡は無いとのことだったので、次に保健所に行ったら、(たぶん)動物好きの女の人が、ずいぶん前まで記録を調べてくれました。
3ケ月前に同じような犬を探している人がいたので、連絡をとりますとのことで、すぐにその人から携帯に電話が入り、今から見に来たいとのことだったので、自宅で待ち合わせすることにしたのでした。
家に帰るとすでにその人は来ており、80歳くらいのおばあちゃんと、その娘(50歳くらい)が犬を見て、いなくなった犬にすごく似ているとのこと。写真を見せてもらうとたしかにそっくりで、全く同じ犬に見える。
おばあちゃんは泣きそうな顔をして、うちの犬に良く似ている。うちの犬やないかな~と何度も言うし、右足が悪かったとか、毛並みとか、おとなしいところも良く似ていて、犬もおばあちゃんをなめまくっているし、僕はそうかもしれないなと思っていたら、おばあちゃんが、「こんなにおおきかったかな~」と言い出したので、僕も成犬が3ケ月で大きくなるわけないし、首輪も赤いのはつけていなかったと言っていたので、(たぶん違うんやないか)と思ったが、おばあちゃんはモモ(飼っていた犬の名前)のことは居なくなってから一日も忘れたことが無い。毎朝仏壇に水を汲んで思い出しているなどと言うもんだから、とりあえずつれて帰ってくださいと言って引き取ってもらいました。
犬も僕になついていたので(2日だけ飼っていただけ)ちょっと寂しい気もしたが、おばあちゃんが喜んでいたので、「まぁいいか」とその日はそう思いました。
ところが、おばあちゃんの娘から次の日電話が入り、「息子に見てもらったら、違う犬でした」とのこと。
でも、おばあちゃんは居なくなったモモに似ているから、そのまま飼いたいとのことだったので、そのほうがいいですよと伝えた。
子供は犬をおばあちゃんに引き渡したので、別の犬がほしいと言い出した。
早速、知り合いの人に頼んで譲ってもらうことにしました。
生まれたばかりの赤ちゃん犬なので、もう少し経ってから、もらいに行きます。