本日は議場での一般質問で、登壇いたしました。

項目は先日お伝えしていたものですが、ここでは本日の議論のうちのひとつをご報告いたします。「枚方オクトーバーフェスト」についてです。

ここ2年間、9月に枚方オクトーバーフェストが開催され、枚方市も参画した実行委員会形式で、枚方市駅周辺のにぎわい創出に大きな貢献をしてこられました。

個人的にはほとんど貢献できていないのですが、北大阪商工会議所青年部の皆さんの半年間に渡る準備、そして期間中10日間に渡る手弁当での活動には、本当に頭が下がります。

そうした中、枚方市としては、岡東中央公園の利用に際して、公園条例のいわゆる「できる」規程を適用し、オクトーバーの売上げから5%を徴収する、という意向を示しておりました。

しかしながら、このイベントは天候に大きく左右されるため、今年のように台風が来たり、雨続きの場合は、収支が安定せず黒字になるとも限らないものです。赤字になってもなお、売上の5%を徴収するというのはいかがなものか。というか、そんなイベントなら誰かやるだろうか。まして、市も参画しているイベントでそもそも儲けが目的じゃない。

また、先ほども申し上げましたように、手弁当で準備をされておられる皆さんは1円ももらうことなく汗水垂らして警備などのボランティアに当たってくださっている中、さらには、そもそも既に利用料について、決して安くない金額を基金に納入もされておられるわけです。

枚方市も入った実行委員会で、枚方市駅周辺のにぎわいの創出、という公益目的がほとんどを占めるものですので、枚方市としても実状に見合った参画をすべきだという趣旨の質疑をしました。

市の答弁も「オクトーバーフェストの公益目的を踏まえて検討する」旨の回答を得て、事実上、新たに売上の5%の徴収というものはなくなりました。

せっかくみんなで盛り上げようとしているものです。とはいえ、なんでもありはいけないので、今回も、決められたルールの中で、その公益目的を見失わないようにしなければなりません。
もちろん、僕が言っていることもルールの範囲内でのことです。

6日の質疑通告から約1週間、なんとか終えられて一息ついています。