僕は当選以来、この課題に関して、市議会でも積極的に意見や要望をしてきました。

やはり私たちの税金が、不正な受給によってねじ曲げられているとすれば、


そんなバカな話はなくて、正直者がバカをみるような地域社会を創ってはならないという思いからです。


20代の保護観察官時代に、不正受給のケースに遭遇したことがあります。


一人暮らしの母親のもとに、仮釈放で息子が帰ってきて、幸いにも働くことができた。


母親は保護受給であるが息子が働きだしたので、本来ならば減額や停止などになるわけですが、


もったいないからとそれを申請しない例があります。

また、ある意味で真面目な親は、元気でピンピンしている子どもが戻ってくれば自分の生活保護が止まってしまうからといって、


うちには帰ってこないでくれという親もいました。


どちらがどうというつもりはここではありませんが、いずれにしても不正はあかんのです。


反面、本当に保護が必要な方にはしっかりと行き届く制度にしていかねばならないこともよく理解しています。

障がいをお持ちの方や病気の方、中には夫のDVで子どもさんと命からがら逃げてきたというような方にも出会ったこともあります。


こうした方々が言われない中傷を受けないためにも、不正受給は絶対にあかん!不正だけは!という気持ちでした。


市議会でも何度となく取り上げ、三年前には不正受給の通報窓口であり、本当に困っている方への適正給付を目的としたホットラインが、市役所内に設置されました。


しかし、今回のこのニュース。

パチンコは法律で禁止されていないというのが理由とのこと。

これは、ほんまにおかしい、と思います。


なぜなら


http://www.sankei.com/smp/life/news/160317/lif1603170015-s.html

(続く)