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昨日は晩に勉強会に参加をさせていただきました。



友人であり、また尊敬もしている大阪国際大学講師でもある、久野先生の主催のものです。



最近、保守やリベラル 革新というイデオロギーとは別に、合理的か非効率かという新しい考え方が風潮として登場しているように感じています。
メリットがあるかどうかという。




保守やリベラルを横軸とすれば、メリット論は縦軸となるのかもしれません。




こうした合理主義は、行政改革では一定の効力を発揮するものの、日本の伝統や歴史といった合理的かどうかだけでは判断できないものに対しては、荒廃や軽視という状態を招くと思っています。




例えば、僕が保護観察官のころ、少年院から出てきた少年に対して、お盆やお正月の日本人としての意義や歴史について話した上で、こうした折には家族のもとに帰り、お墓に手を合わせたり、折々のご挨拶をしたりするものだ、と指導をしても、





実家に帰るにはお金がかかるからもったいないとか、割に合わないからやらない、などの返事が虚しく返ってきたり。
そりゃ確かに非効率ですよ。



そこでまた問答無用とばかりに、日本では理屈抜きにそういうもんやねん!と言うわけですけど、これまで理屈抜きの指導に接していなかったりすると、やはりピンと来なかったり。




自由主義、個人主義の世の中で、私たちはなんでもありで生活しているわけではないんですよね、自ずと何かしらの枠組みの中で暮らしている。知ってか知らずかは別として。




その枠組みとは、基本的には過去から引き続いだものであり、それをベースとしながら現代に合った形で変えていっているものです。



だから、自由を手にすればするほど、過去に訪ね、親先祖の知恵を借り、それを伝統や歴史という位置づけでもって、我々の土台とする、(もちろん、その土台の上に変えるべきは変える)というのが正しい方向性だと思っています。






というような話もさせていただきながら、僕よりもさらに若い方々のご意見もお聞きし、また、先輩方のお話を拝聴することができました!!



くずはでやっていますので、もし、興味のある方はどうぞ!!


最後に記念写真をパシャリ!!




大橋ともひろ