先日、こどもたちのスイカ割りの行事に参加をしてきました。
少年野球チームのイベントでのことでして、一年生から六年生まで、順番に目隠しをして、『そっちちゃう!こっちや!』『茶碗持つ方や!』『俺を信じろ!』などの助言なのか、野次なのかわからないような、歓声が飛び交う中、みんな元気にスイカ割りを楽しんでいました。
僕たちが子どものころは、まだスイカ割りをやっていましたが、今のこどもたちに聞くと、多くの子どもたちが初めてだとのこと。
別に、スイカ割りは絶対せなあかん!とか言うつもりはさらさらないのですが、いつも思うこととして、こんなことでも環境というのは、子どもは逆立ちしても自らの環境を創ることはできないということです。
スイカ割りひとつにしても、そんな環境は大人が創る必要がある。
あるいは、やるにしても一人や二人ではおもしろくもないでしょう。
そう思えば、こうした少年野球チームなども含む地域でのコミュニティってすごく大切だなとつくづく思います。
子どもたちが、おいしそうにスイカを頬張る姿を観ながら、そんな思いを強くした夏の最後のシーンでした。
大橋ともひろ