ご承知のとおり、大津でのことがあって、学校や教育委員会の在り方、あるいはいじめというものに対する捉え方が議論されています。



どのように考えていますか?同じようなことが、枚方でも起こりえますか?



というメッセージをいただいたことや、僕自身、短いながらも少年少女の非行問題に取り組んできた経過もあることから、ここで触れておきたいと思います。




まず、市や府と、教育委員会との関係については、当たり前かもしれませんが、市長が教育委員会の委員を任命することによって、間接的にその自治体の教育行政に関与することになります。



学校を所管とするのはあくまで教育委員会です。


先ほど申し上げた教育委員会の委員というのは、概ねどこの教育委員会でも、5人程度であり、あとは教育行政職員としての教育委員会事務局職員ということになります。




回りくどくなりましたが、僕が言いたいことのひとつは、今回の大津での出来事の責任の所在はどこか、ということです。






僕は、どんな経過があろうとも、生徒がこうした形でお一人亡くなっている、このことだけでまず、教育委員会の責任(トップは委員長)があります。



例えば、正確な情報が学校や事務局から上がってこない、というようなことがもしあったとしても、です。



なぜならば、任命職というのは、結果に対する責任を負うものだからです。




《続く》