真偽は別にして、芸能人の方の報道等もあり、話題が大きくなっているようです。



僕自身は、以前から議会や委員会等の公の場で、この生活保護の不正受給に関する問題提起をしてきました。



ちょっと大上段に構えたところから申し上げますと、もうこの生活保護制度というのは限界に達している、というのが僕の結論です。



そもそも、制度が開始された当初は戦後の最中、確かに戦争によって生活がままならない方々も多くいらっしゃって、そうした方々に対する公的扶助というのは最重要課題であったわけです。



しかし、その当時から生活保護制度というのは、言わば、『性善説』に基づいて制度設計されており、最低限の生活保障規定である憲法25条もあり、周囲の人達が客観的に見れば、この人ほんまに必要なん?という人でも、本人さんが主観的に生活は苦しい、となれば申請が認められうる。


まして、『もらえるもんは、もろとけ』的な発想が優先されつつある今の世では、いかんともしがたい。



性悪説に立って制度設計をするのは確かに気が引けるわけですが、この現状を見れば致し方ないと思います。



具体的には、



《続く》