報道によれば、韓国大統領が従軍慰安婦に関して、国内世論に配慮してなのかなんなのか知りませんが、先頃から発言を続けています。

正直なところ、かなり唐突感があります。

外交とは一体なんなのか、そのことを考えた時に、これは1965年の日韓基本条約締結に伴い、決着を見た話です。なんの根拠もなく蒸し返すことそれ自体が、国の軽さを表すことになると思います。

外交というのは国の成熟度を示します。
この点、最近の日本も自慢できたものではありませんが、しかし政治的に解決を見た事柄に、やっぱり解決してないなどと非難を受けて、ハイそうですか、というわけにはいきません。
一度解決した問題は、中身を問わず基本的には国内問題です。例えば、日本が北方領土問題をいまだに訴えられるのは、北方領土が本来的に日本固有の領土である事実に加えて、それが外交的に安直に解決をさせていないからであり、もしロシアとなにかしらの形で一度約束でもしてしまっていれば、後は国内問題であり、後からやっぱりあれは無効だなどと言えば国際的な信用問題になります。
筋を通し、しっかりとモノを申す国、日本であるよう求めます。


枚方市議会議員 大橋ともひろ