東日本大震災の被害が拡大しています。
 父親が所属する消防の援助チーム第一陣が次のチームとの入れ替わりで帰阪したようです。同じ消防に所属している私の友人が、今日派遣されるとのことで、朝から行ってくるとメールをくれました。現地の様子を伺いますと、やはり地獄絵図、凄惨な光景だとのことです。ネットなどでも津波当時の動画が流されており、その凄まじさが見てとれる一方、ここまで生々しいものを流すべきか疑問にも思います。
 私自身、もう半年近く毎朝のあいさつ運動をしてきて、ライフワークにもなっていますが、このような事態になり、どうしようかと思いました。
 こんなときこそ、きずなを確認したり深めること、思いを共有することが必要だろうから継続すべきだと思う一方、身内やお知り合いに被災された方がいらっしゃる方々や被災報道等を見られてから通勤・通学される方々に、これまでと同じように挨拶をしたところで、きずなが深まることも思いが共有されることもないだろうという気持ちがあります。
 今日は、衝撃的な津波の様子、原発事故の状況、巻き込まれた友人のこと、私にとって当たり前のこのあいさつすら被災された方々には当たり前ではないこと、などを考えていたら涙が出てきました。
 今、何をすべきか、何ができるのかもうしばらく自分に問いかけたいと思います。